展示販売イベントの初日は、女性客中心ににぎわいを見せた
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技のヒット9月9日~11日 10時~20時(最終日は18時まで)
特設サイト: http://trendy.nikkeibp.co.jp/feelnippon/
会場: まるごとにっぽん3Fイベントスペース
住所: 東京都台東区浅草2-6-7


 明日のヒット商品を目指す全国の逸品を集めたセレクトショップ「技のヒット甲子園2016@まるごとにっぽん」が、9月9日~11日までの期間限定で東京・浅草にオープンする。技のヒット甲子園と題した展示販売は今年で4回目。渋谷ヒカリエ、秋葉原2k540 AKI-OKA ARTISANなどに続いて、今回は全国の地方産品が集まる浅草の新名所、まるごとにっぽんに出店する。

 このイベントの主催は日本商工会議所。全国の商工会議所と連携し、それぞれの地域が持つ技や素材を活かし、新しいライフスタイルを提案できるような魅力的な商品開発を進める事業者がエントリーしている。実店舗で、市場リサーチ、バイヤーとの商談、さらには販路開拓や商品のブラッシュアップを図ろうというのが狙いのプロジェクトだ。

 地方創生ブームもあって、いま地方発のヒット商品への注目度は高い。人気プロデューサーや異業種コラボを進めるなど、新商品開発に力を入れる事業者も多い。ただ、小規模事業者がほとんどで、いい商品であってもなかなか消費者まで届かないのが現状だ。話題のスポットでの展示・販売で、SNSやマスコミに取り上げられ、来場する百貨店やセレクトショップなどのバイヤーとつながりを持つことは、彼らにとって重要な販促策となる。

 今回は青森、燕、桐生、加茂、桑名、下諏訪、秩父、鯖江、八代の9商工会議所、約20社の事業者が出品。衣料品や日用雑貨、文具などがずらりと並んだ。

 昨年も出品された燕商工会議所の「アイス用スプーン」や、桑原鋳工の鋳物製品は相変わらずの人気だが、新作では、加茂の雪椿染めのストールやスカーフ、秩父の秩父ちりめんの座布団カバーなど、桐生のネコ用ベッド「MITOREL Marshmallow」などの新作も注目を集めていた。

 最終日の11日には、「日経トレンディ」や「日経おとなのOFF」の編集長が登壇するトークショーや、メガネ産地の鯖江の事業者によるアクセサリーづくりのワークショップなども開催される予定。

ご飯釜やフライパンから始まった桑名の鋳物製品は、鉄瓶やアロマケースなど品ぞろえが増えた
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平らになったり、筒状になったり、形が変えられるネコ用ベッドにもニーズがありそうだった
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八代のばんぺいゆ風呂のかほりや燕の金属研磨の製品も人気が高い
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(文=日経BPヒット総合研究所 石井和也)