2代目となるホンダ「N-BOX」。発表会に登壇した本田技研工業 執行役員 日本本部長 寺谷公良氏はN-BOX以降、発売するすべての新型モデルで「Honda SENSING」の標準装備を勧めていくと話した
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 ホンダが軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」をフルモデルチェンジし、2017年9月1日に発売した。2代目となる新型の税込み価格は138万5640円~208万80円。月間販売計画は1万5000台を掲げている。初代同様に標準型となるN-BOXと、「N-BOX カスタム」の2種類があり、前者は5グレード、後者は4グレード用意されている。

ホンダ「N-BOX」。税込み価格は138万5640円~188万280円
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 初代N-BOXはホンダの新世代軽自動車「Nシリーズ」の第一弾として2011年11月に登場し、累計販売台数は112万台を超えている。激戦の軽自動車カテゴリーの中で2012年と2013年、2015年と2016年の計4回、年間販売数トップだった大ヒットモデルであり、実は2017年上半期も同カテゴリー1位とまだ従来型が絶好調の中でのフルモデルチェンジなのだ。

 新型のコンセプトは「日本の家族のしあわせのために」。次世代のファミリーカーを目指したといい、「子育てに忙しいママを応援するクルマ」だと開発責任者である本田技術研究所の白土清成氏は強調している。

 ではどこをどう変えて、人気の初代を超えようというのか。

ホンダ「N-BOX カスタム」。税込み価格は169万8840円~208万80円
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部品の約90%を新規開発

 新型は、部品全体の約90%を新規に開発することでさまざまな点で進化したという。具体的には先代より約80kg軽くなった車重、新プラットフォームによる低床化や安全性の向上、後席スペースの拡大、燃費と加速性がよくなったという新パワートレインなどだ。また570mmもスライドする助手席を採用したシートや、先進安全運転支援機能「Honda SENSING」の全車標準化など、新たに装備された機能も多い。

新型「N-BOX」はミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた安全支援機能「Honda SENSING」を全車に標準で装備する
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