横浜駅と伊豆急下田駅を結ぶ新たな観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」(以下、ロイヤルエクスプレス)が、2017年7月21日から運行を開始した。伊豆急行と東京急行電鉄(以下、東急電鉄)が共同で運行する。

 片道乗車券と昼食がセットになった「食事付き乗車プラン」(税込み2万5000円~、以下、価格は全て税込み)と、往復乗車券に下田地域の旅館・ホテルへの宿泊を組み合わせた1泊2日の「クルーズプラン」(13万5000円~。2人1室利用時の料金で、中学生以上から参加可能)の2コース。JR九州の豪華列車「ななつ星in九州」(以下、ななつ星)などで知られる水戸岡鋭治氏がデザインを手がけている。1人利用の最低料金が48万円(1泊2日/スイートルーム)のななつ星と比べるとかなり手ごろなこともあり、運行開始前から大きな話題となっていた。

ザ・ロイヤルエクスプレスは伊豆急が運行している観光列車「アルファ・リゾート21」の車両を全面リニューアルしている。食堂車を備えた8両編成で、車体は伊豆の海をイメージした青色を基調に光沢のあるメタリック塗装で仕上げている。運行は不定期なので、公式サイトで確認を
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 8両編成で、1、2号車はファミリー向けの「ゴールドクラス」、7、8号車は「プラチナクラス」。食事付き乗車プランの場合、座席でお重(汁物・デザート付き)を食べるゴールドクラスは2万5000円(小学生未満で座席を必要としない場合は無料)、食堂車でコース料理が食べられるプラチナクラスは3万5000円となっている。夫婦で7万円と高額だが、食堂車でのコース料理をぜひ味わってみたく、筆者が“ダメ元”で運行初日のプラチナクラスのチケットを申し込んでみたところ、運よく当選。入手倍率約17倍のプラチナチケットを手に、早速ロイヤルエクスプレスに乗り込んだ。

ラウンジ&カフェ完備で出発前から「豪華」

 出発当日は東急東横線横浜駅地下2階にある専用ラウンジ「ロイヤルラウンジ」で出発を待つ。運行初日にはまだオープンしていなかったが、今後は日帰りプランの乗客はラウンジに併設された「THE ROYAL CAFE YOKOHAMA」(ザ・ロイヤルカフェ横浜)に、1泊2日のプランの乗客はロイヤルラウンジに集合し、スタッフの誘導で乗車するシステムだという。

「ロイヤルラウンジ」は1泊2日のクルーズプラン利用客専用。「ザ・ロイヤルカフェ横浜」(8月28日オープン予定)は、一般客も利用可能
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 発車時間が近づき、スタッフに誘導されてロイヤルエクスプレスが発車する、東海道線上りホーム(7番線)へ移動する。ホームで待っていると、ロイヤルエクスプレスが入線してきた。車体は深みのあるロイヤルブルーで光沢感がある。まるで鏡のように光っているので、ホームにいる人が写り込んでしまい、撮影に苦労した。

水資源豊富な伊豆の水滴を全体のテーマとしている。ロゴマークはRの文字の下が水滴になったデザイン
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