まだまだ暑さが続くなか、子どもに付き合って海や屋外のプールへ行くという人も少なくないだろう。「どうせ短時間だから」とほとんど日焼け対策をせず、日に当たって肌が真っ赤になってしまった経験はないだろうか。夏休み明けにワイシャツを着たら肌が擦れて痛い、痛くてビジネスバッグを肩にかけられないなど、日焼けのダメージは意外と尾を引くものだ。

 そんなとき、あったら便利なのが「ラッシュガード」だ。もともとサーフィンなどのマリンスポーツをする人が保温や日焼け防止のために着ていたウェアだが、ここ数年で海水浴場でも見かけるようになった。紫外線防止加工されていて、着るだけで肩や背中の日焼けが防げる。日焼け止めを何度も塗り直す手間がなくなるのだ。

 万能に見えるラッシュガードにひとつだけ欠点があるとしたら、「暑さ」だろう。せっかく裸で涼しく過ごせるのに、なにもわざわざ暑い格好をしなくても――。そう思って敬遠していた人も、多いに違いない。しかし、ここ数年でラッシュガードが進化して薄手で軽い製品が増え、海だけでなく街中でも着ている人が増えているのだ。

半袖の「ラッシュT」がトレンド

 ラッシュガードの取り扱い数が多いムラサキスポーツ原宿明治通り店の菅原康大氏によると、ここ2、3年で半袖のラッシュガードがよく売れるようになり、2016年は売り上げの半分が半袖のTシャツタイプだという。

 「海水浴用だけではなく、バーベキューやフェス用に買い求める方が多い印象。ジムでの運動用に買うという人もいる。汗をかいてもすぐに乾くし、化学繊維なので綿と比べて臭いも付きにくい。海外のビーチリゾートに行く人にも『街中でも着られるし、洗濯も手軽』とおすすめしている」(菅原氏)

 長袖やパーカータイプなど従来からあった商品も、タウンユースを意識したデザインがトレンドだという。菅原氏のアドバイスを参考に集めた「街でも着られるラッシュガード」を次ページより紹介する。

ムラサキスポーツ原宿明治通り店の菅原康大氏
[画像のクリックで拡大表示]