前回(「“上下首振り”がトレンド!? 「高級扇風機」の選び方」)解説したように、扇風機は、やさしく肌をなでるそよ風のような心地良い風を送るものに変貌した。そうした風の“質”が変わったのと同時に、左右に加えて上下の首振りに対応するモデルも多数リリースされている。さらに、単に風を送ってくれれば良いというものから、より快適な風を室内に循環させ、扇風機としてだけではなくサーキュレーターとしても利用できるものへと進化しているのだ。

 「そよ風のような心地良い風」「サーキュレーターとしても利用できる」という機能を備え、通年使えるものが高級扇風機の主流になっている。選ぶときには、それ以外に欲しい要素を絞っていくといいだろう。

【静かさ重視派】バルミューダ「GreenFan Japan」

バルミューダ「GreenFan Japan EGF-1560」:本体サイズW330×D320×H871mm、重量約4.1kg、消費電力1.5~20W、最小動作音13dB(直販価格3万6000円)
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 バルミューダの「GreenFan」シリーズは、出力を微調整できる省電力なDCモーターを初めて採用した扇風機として知られる。9枚の2重構造の羽根を搭載することで、速度に差のある2種類の風を送り出す。この2つの風がぶつかり合うことで、これまでの扇風機が細く直線的な風だったのに対し、“面”のような風を起こすのが特徴だ。

 最小動作音は13dBとほぼ無音。動作音が小さいことで、就寝時に使っても扇風機の存在を感じることなく朝までぐっすりと眠れるはずだ。さらに調整可能な風量は4段階。15m先まで風を届けられ、体が冷えにくく疲れを感じにくい。

 “面”のような風は、部屋の空気全体を効率的に循環する。そのため、扇風機としてだけでなく、サーキュレーターとしても活躍。さらに中間ポールを着脱することで、高さを871mmもしくは497mmに調節可能。冷房時に中間ポールを外せば、足もとに溜まった冷気をかくはんしやすい。

 専用のバッテリーパックが用意されているのも大きな特徴。容量4500mAhのバッテリーは、最小風量では約20時間の駆動が可能。ほどよい場所にコンセントがなくても、好きなところに設置して使えるのだ。

 直販サイトでは2016年の販売は終了済み。多くの家電量販店でも品薄な状態なので、在庫を見つけたら早めに購入したい。