今年も暑い季節がやってきた。首都圏では6月末に梅雨明けし、夏のような天候の日が増えている。そうなると空調家電が欠かせない。真夏に活躍する家電の代表格といえばエアコンだが、補助として、また、エアコンが苦手な人などに支持されているのが扇風機だ。今回は2018年の扇風機選びについて紹介しよう。

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トレンドは空気の質にこだわった多機能モデル

 扇風機の役割といえばファンを回して風を生み出すことだ。暑い日はその風に当たることで涼をとったり、部屋の空気を攪拌(かくはん)させたりする。汗をかいたときは、汗が引くときの気化熱で涼しさを体感することもできる。

 10年ほど前までは扇風機というと1万円以下のモデルがほとんどで、機能は左右に首を振る程度だった。それが大きく変わったきっかけの一つが東日本大震災だ。震災によりエアコンの利用自粛が広がり、扇風機に注目が集まった。

 そこに登場したのが、低速回転ができて、消費電力が低いDCモーターを採用したBALMUDA(バルミューダ)の扇風機「GreenFan」だ。それまでの扇風機ではできなかったそよ風のような優しい風を実現。モーターだけでなく、独自開発の二重羽根により、広がりのある自然に近い風を生み出せた。

 「GreenFan」のヒットにより、2万円を超える高級扇風機市場が誕生。メーカー各社からさまざまな高級扇風機が登場している。ダイソンやデロンギなどの海外メーカーからは単なる扇風機ではなく、空気清浄機能を搭載したファンも登場している。どちらも羽根がなく、スリムなタワー形状を採用しているのが特徴だ。