もうすぐ夏休み。帰省や旅行で東京駅を使う人は多いだろう。ターミナル駅であると同時に全国各地のグルメが集まる東京駅の最新トレンドを、2回にわたって紹介する。1回目は「早朝からぜいたく」気分を満たす飲食店だ。

朝からぜいたくに鯛茶漬け! 「築地寿司清」

「築地寿司清 グランスタ店」(東京駅改札内 地下1階 グランスタ内)。モーニングメニュー提供時間は7~10時。定休日なし 
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 2017年8月30日の第4期エリア開業で、グランドオープンを迎えるグランスタ。軽めの朝食が手軽にとれるカフェは多いが、「朝からしっかり食べたい」という人のための2店を紹介しよう。

 1店目は、丸の内地下中央口から入って進むとすぐ右側にある「築地寿司清(つきじすしせい)」。築地にある本店は創業明治22年(1889年)の江戸前にぎりの老舗だ。朝食セットメニューはスタンダードな「朝定食」(700円。以下、価格は全て税込み)のほか、「鯛胡麻だれ」(670円)、脂ののったハラスのほぐし身にたっぷりのイクラをトッピングした「ハラスいくら」(670円)、白飯に新鮮な刺し身が多種類乗った「まかない丼」(800円)、寿司盛り合わせの「和<なごみ>」(1600円)の5種類 。

朝食メニューは5種類
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 どれも寿司店ならではの新鮮な魚が楽しめるが、イチオシは1品で3通りの食べ方ができる鯛胡麻だれ。最初はゴマだれに漬かった鯛を刺し身として白飯と食べ、次に薬味といっしょにご飯に乗せて食べ、最後にだしをまわしかけ、鯛茶漬けとして食べる。「一般的な鯛茶漬けと違い、お茶ではなくカツオだしをかけて食べるのが特徴。そのためゴマだれも、カツオだしに合った味付けにしている」(同店の押野善道ショップマネージャー)。朝からビールが頼めるのも酒好きにはうれしい。最も混むのは7時台で、8時から9時の間は一段落するという。

「鯛胡麻だれ」(670円)は1品で3通りの食べ方が楽しめる
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 店内は22席と手狭なので、大きなカートなどはあらかじめクロークやコインロッカーに預けて入店したい。幸い、グランスタはコインロッカーの数が極めて多いエリア。寿司清からやや八重洲中央口寄りに進んだ右手には、1234台ものコインロッカーがあり、その奥には手荷物の一時預かりと宅急便配送をしてくれるクロークまである(ただし営業開始は8時半)。11時50分までに持ち込めば、都内と千葉・埼玉・神奈川のホテルなら即日配達してもらえるので、手ぶらで観光を楽しめる。

 ただし、これだけ多くのコインロッカーがあっても、夏休みなどの繁忙期には早朝から満杯になるという。丸の内地下中央口改札内の目の前にある総武線地下エスカレーターを下りると、1362台のコインロッカーがあり、ここは他のエリアより比較的空いていることが多い穴場だそうだ。

カウンター5席、テーブル17席。寿司職人の元気な声が響き、朝から元気になれそうな雰囲気。平日朝に訪れた時には、ビールを飲んでいる人の姿も見えた
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グランスタ地下の、丸の内中央口と八重洲中央口のほぼ中間あたりには、合計1234台(Lサイズ175台、Mサイズ614台、Sサイズ445台)のコインロッカーがある
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コインロッカーエリアの奥には、手荷物の一時預かりと宅急便を受け付けるクロークがある。営業時間は8時半から21時で、荷物一時預かり料金は1個600円(縦、横、長さの合計250cm未満で長さ2mまで、重さ30kg未満)
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