夏をちょっと涼しく過ごすためのアイテムといえば扇風機だが、大きい扇風機は置き場所や電源を確保するのが面倒。そんなときに便利なのがUSB扇風機だ。コンパクトなので置き場所を取らないし、パソコンのUSB端子やスマホ用のACアダプターで使えるので、オフィスの机や自宅のテーブルに置いて使うのにピッタリだ。おまけに価格も安い。そんなUSB扇風機の選び方と店頭でよく見かける製品を集めてみた。

USB扇風機選びの3つのポイント

 USB扇風機の価格帯は1000~3000円ぐらい。個性的な製品が多く、大きさやデザインはバラバラだ。選び方のポイントは大きく分けて次の3つ。

USB扇風機にもいろいろある。風量、騒音、サイズ、電源の方式などそれぞれ異なるので、自分の使い方に合うものを選ぼう
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●風の強さ
 扇風機なので、まず作り出す風の強さが気になるところ。大型のファンで強力な風を起こすものや、小型だが2重ファン搭載で風を遠くまで飛ばせるものがある。広めの部屋で自分から離れた場所に置いて使うならこうした製品がいい。

 しかし机の上に置いて自分のすぐそばで使うと、弱めの風でも十分涼しく感じられるものだ。こうした使い方なら、風量が小さくても動作音が静かで気にならず、小型で置き場所を選ばないものが使いやすい。風量を調整する機能を備え、強力な風を起こすことも静かに使うこともできる製品もある。こうした自分の使い方、動作音の大きさ、サイズの兼ね合いで考えたい。

●動作音の大きさ
 家電量販店の店頭は周囲の音が大きいので分かりにくいが、USB扇風機の中にはモーター音や風切り音がうるさくて気になるものもある。首振り機能を持つ製品では、その動作音が大きいこともある。店頭では気にならなくても、静かな自宅やオフィスで使い始めるとこうした音が気になってくるもの。特に、机の上に置いて使うなら、風量は控えめでも静かさ重視で選ぶほうがいい。

●電源
 USB扇風機は、一般の扇風機に比べて電源を選ばないところが便利だ。パソコンのUSB端子はもちろん、スマホ用のUSBタイプのACアダプターで使えるし、充電用のUSB端子がついたテーブルタップでも使える。

 モバイルバッテリーと組み合わせると使い道がグッと広がる。パソコンやコンセントのない場所で使えるようになるので、たとえばアウトドアで使ったり、車の中で使ったり、冷房も電源もない物置や倉庫で使ったり、庭で作業をするときに使ったりと、アイデア次第でさまざまな使い方ができる。短時間なら乾電池で使えるものや、内蔵充電池で動くものもあるので、使い方によってはそうした製品を選ぶのもアリだ。

 
充電用のUSB端子のついたテーブルタップでも使える
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 そのほか設置方式もチェックしておきたい。多くの製品は机の上に置いて使うことを想定しているが、マグネット付きで金属製のキャビネットなどにくっつけて使えるものや、スタンド部分がクリップになっていて本棚や衝立に挟んで固定できるものもある。