2017年5月23日、フェラーリの新たなフラッグシップモデル「812スーパーファスト」が日本で初披露された。価格は3910万円
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 フェラーリ・ジャパンは、新たなフラッグシップモデル「812スーパーファスト」を日本初披露した。価格は3910万円だという。

 812スーパーファストは2017年3月に開催されたジュネーブ国際モーターショーで発表された。従来型フラッグシップモデルである「F12ベルリネッタ」同様にV12気筒の自然吸気エンジンをフロントに搭載し、後輪を駆動するFR車だが、あらゆる面で進化しているという。

 最大の特徴はフェラーリのカタログモデルで史上最高となる800馬力を発揮するV12気筒自然吸気エンジンだ。従来型エンジンとの違いは、排気量を従来型の6.2Lから6.5Lまで拡大したこと、吸排気ダクトの変更や高圧ダイレクトインジェクションの採用を行ったこと、そしてエンジン全体の75%が新パーツに置き換えられていることだ。これにより最高出力800hp/8500rpm、最大トルク718Nm/7000rpmというロードカーとして驚異的なハイパワーを発揮。そのパフォーマンスは、0-100km加速、2.9秒。最高速度は340km/hだという。

フェラーリのカタログモデルで史上最高となる800馬力を発揮するV12気筒自然吸気エンジンを搭載
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 トランスミッションは従来同様にパドルシフト付き7速DCTを採用しているが、制御プログラムを改良することでシフトアップは30%、シフトダウンは40%短縮。よりすばやく変速できるようになったという。

 さらに走行性能を向上するために、最新の制御システムを搭載。フェラーリ初の電動パワーステアリングが採用されたのもニュースだ。また新制御システムにより従来型を超える俊敏な加速と鋭いコーナリング性能に加えて、制動距離も短くなったといい、100km/hから完全停止までの制動距離はF12ベルリネッタより2.5m短い32mになったという。

トランスミッションは従来同様にパドルシフト付き7速DCTを採用。センターコンソールに備わったボダンで操作する
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