アサヒビールは2018年6月7日、ペットボトルのビールテイスト清涼飲料「アサヒ ドライゼロスパーク」を7月3日から8月末までの期間限定で販売すると発表した。充填時の炭酸の強さをドライゼロの缶タイプに比べて約3割高めた、「高炭酸・高刺激」が特徴だ。

 「無糖炭酸飲料の強炭酸が大きなトレンドになっている。ペットボトル容器で持ち運びも容易になった。アウトドアなど新たな飲用シーンを提案したい」(アサヒビール マーケティング本部の黒木誠也本部長)

「炭酸水の市場は10年で8倍にも伸びている」と話すアサヒビール マーケティング本部の黒木誠也マーケティング本部長(左)と倉田剛士氏(右)
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 ペットボトル入りのビールテイスト飲料の発売が相次いでいる。サントリーはビールテイスト飲料「オールフリー オールタイム」を6月からコンビニ限定で販売。「透明」が特徴で、職場などでも気兼ねなく楽しめるというコンセプトだ。

 アサヒドライゼロスパークはビール同様の琥珀色で、ビールにより近い味わいにすることを重視したという。「ビールテイスト飲料を飲む人が一番重視するのは、ビールに似た味わい。高炭酸というトレンドを取り入れ、止渇性にも対応できるようにした」(黒木本部長)。

 味づくりにはドライゼロで培ったビールテイスト清涼飲料の調合技術が生かされているという。 「高炭酸による強い刺激との兼ね合いを考慮し、苦みも甘みも少し落としてスッキリ感を重視した」(アサヒビール マーケティング本部の倉田剛士氏)。

 ペットボトル容器にすることでリキャップが可能になり、缶ビールに比べて飲用時間も伸び長時間製品を楽しめる一方、温度変化が味へ及ぼす影響も懸念される。「ぬるくなってもドライゼロらしさを担保できるように調合した」(倉田氏)。

 製造工場の設備状況によって期間限定の発売となったが、2019年以降は通年販売を目指す。「今年しっかりとPRして定着させたい。2020(東京五輪)の公式スポンサーでもある。2年後に向けて販促していきたい。スポーツ観戦などアウトドアシーンでの飲用を提案していく」(黒木本部長)。

「アサヒ ドライゼロスパーク」は7月3日から期間限定で、スーパーやコンビニなど手売り市場とアマゾンなど通信販売で発売される。「酒類売り場での販売をお願いしている」(黒木本部長)。価格は200円前後になる
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 2017年の販売数量が697万箱の過去最高を記録し、ノンアルコールビール市場で2年連続売り上げナンバーワンを達成したアサヒドライゼロ。さらなる市場拡大となるか。

(文/北川雅恵=日経トレンディネット)