日差しが強まり、UV(紫外線)対策が気になる季節になってきた。そんななか、男性用UV商品に新たな切り口の商品が登場した。

 1アイテムでヒゲそり後や日常のスキンケアに加え、UVケアもできる「オールインワンタイプ」がそれだ。今年、「ニベアメン」(ニベア花王)と「uno」(資生堂)という2つのブランドからこのオールインワンタイプの商品が相次いで発売されたのだ。

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資生堂「uno UVパーフェクションジェル」(左、実勢価格1000円)とニベア花王「ニベアメン オイルコントロールローションUV」(右、実勢価格1080円)はともにオールインワンタイプ。価格は編集部調べ(以下同)
オールインワンタイプのUVは、ひげそり後のアフターシェーブとしても使える。ステップを増やさずUV対策までできる(画像提供:PIXTA)
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 背景には、UVケア機能のないオールインワンタイプのスキンケア商品が男性にヒットしたという事情がある。

 ある調査で、欧米や中国、韓国、シンガポールなどの東南アジア諸国では男性ビジネスパーソンのスキンケア実施率が8割を超える一方、日本は約5割で最下位だった。「面倒だ」「何を選べばいいのか分からない」というのが大きな理由だという。この状況を打破すべく発売されたオールインワンタイプのスキンケア商品は、“これ一つでスキンケアが完了”という手軽さが幅広い年齢層に支持された。国内でもスキンケアへの機運が高まったところで、次の一手としてUVケアを打ち出した形だ。

 男性のUVケアというと、ゴルフなどのスポーツ時や海や山などアウトドア時だけの非日常使いになりがち。しかし、日常生活でも紫外線には晒されるし、快晴時より曇りの日のほうが紫外線量が多いこともある。「紫外線対策は日常生活でも不可欠」(ニベア花王)というわけだ。