ニベアメンは老化を自覚し始める30~40代に

 ともにオールインワン商品で販売実績を持つニベアメンと資生堂unoだが、アプローチは異なる。

 ニベア花王の男性用ブランド「ニベアメン」は、2018年4月に「オイルコントロールローションUV」を発売した。ニベアメンのメンズスキンケア市場における売り上げは、2015年から3年連続でナンバーワン。毎年約10%ずつ伸長しており、「国内でのスキンケア意識の高まりを感じる」(ニベア花王シニアマーケターの松倉申之助氏)。

 

 主なユーザーは30代以降で、特に30代後半に「テカリやシミ、シワなど年齢による体の変化を感じやすい」(松倉氏)と言い、老化を自覚し始めた年代に訴求する。テカリやベタつきに気づき慌ててケアする、というCMを見て危機感を覚えた人もいるだろう。

「窓ガラスに映った自身の肌のべたつきに気づき、慌ててスキンケアをする」というCM。体の変化を自覚する年代の危機感を刺激する内容になっている(画像提供:ニベア花王)
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 ニベアメンは、悩み別に商品をシリーズ化しているのが特徴だ。今回発売された「オイルコントロールローションUV」は、テカリ・ベタつきが特に気になる人に向けた「オイルコントロールシリーズ」に属する。

 2013年にカサつきが気になる人向けの「スキンコンディショナーシリーズ」からUV対策をプラスしたオールインワンタイプを発売したが、乳液タイプだったため「ベタベタするのが気になる」「もっとさっぱりした使用感にしてほしい」という要望が多かったという。 そこで化粧水タイプでデイリーに使いやすい軽い使用感にした。

季節や用途別にUV製品がそろう。「スキンコンディショナーバームUVは乾燥が気になりやすい秋冬に」(ニベア花王の松倉申之助氏)。UVプロテクターはスポーツ用途などに合わせてより強いUV効果に改良した
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