ロードバイクやMTBなど主なスポーツ自転車は走行性能を高めることを中心に設計されているので、シティーサイクル(ママチャリ)に付いているようなバスケット(カゴ)などは装着されていない。よってこれまでスポーツ自転車で荷物を運ぶ場合は、キャリア(荷台)を自転車フレームに取り付け、そこに専用バッグを装着する必要があった。

 しかし、フレーム形状によってはキャリアの取り付けが難しいスポーツ自転車も多く、着替えなどの旅アイテムを持ってロードバイクやMTBでツーリングを楽しむ人口が日本は欧米と比較すると少ないといわれていた。

 それがここ数年、バイクパッキングと呼ばれる自転車専用バッグが登場し、人気が出てきた。キャリアが必要なく、面ファスナーを使ってバッグ本体をそのまま自転車のハンドル前やサドル後方に装着でき、より気軽にスポーツ自転車で荷物を運べるようにするのがバイクパッキングだ。MTBでもロードバイクでも装着しやすく、自転車旅やツーリング、ロングライドなどの楽しさを広げるアイテムとして注目されている。

 これまでは容量15Lを超す大きめのサイズが多かったが、2017年あたりから10L前後と比較的小さいサイズもリリースされ、泊まりがけの自転車旅から日帰りのサイクリングまで、幅広く使えるようになった。

 バイクパッキングには、大きく分けてハンドル前、フレーム内側(ボトルが装着されている上側のスペース)、そしてサドル後方に装着する3タイプがある。今回は中でも最も容量が大きいサドル後方装着タイプであるシートバッグのおすすめアイテムを紹介。さらにバイクパッキングのコツについて説明する。

※価格はすべて希望小売価格
撮影:ティンバープラネット
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【自転車専用バッグで荷台不要 バイクパッキング5選】
■シートバッグはサイズ選びが重要! 大は小を兼ねない
■装着しやすさ抜群! 荷室取り外しタイプで収納量調節
■日本人の体形にピッタリの日本製バッグ