日経BP社が主催する大型イベント・セミナー「D3 WEEK]。2017年は7月26日(水)から28日(金)の3日間、「Beyond The Customer First」をテーマに、東京・アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ49階)で開催する。その開催に先立ち、「D3 WEEK」のイメージを感じていただくために、「D3 WEEK」のイベントイメージを感じていただくために、昨年のD3 WEEK初日に開催したパネルディスカッションの様子をお届けする。

 2016年7月に開催した「D3 WEEK 2016」の開幕を彩った基調講演(パネルディスカッション)のテーマは「デジタル×データ×デザインの未来」。IoT(Internet of Things)でデータが蓄積され、AI(人工知能I)の進化が生活を変える時代に、デジタルマーケティングとデザインの融合は、どのようなイノベーションにつながるのか。デジタルマーケティング、AI、そしてデザインという3つの分野の専門家が意見を交わした。

(左から)モデレータを務めた日経BPベンチャーサービス局長の杉山俊幸、パネラーのUNIT_ONE代表、バルミューダ取締役の勝部健太郎氏、ドワンゴ人工知能研究所所長の山川宏氏、takram design engineeringデザインエンジニアの櫻井稔氏
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 参加したのは、「MUJI passport」の開発に参加するなど、デジタルとデザインを融合したマーケティングプロジェクトを多数手がけているUNIT_ONE代表取締役の勝部健太郎氏、ドワンゴ人工知能研究所所長でAI研究者の山川宏氏、デザインとデータを融合し、地方創生に役立つ情報をビッグデータから導き出す政府のプロジェクト「RESAS」に携わった、takram design engineeringデザインエンジニアの櫻井稔氏だ。

 「ものを売るのではなく、体験や文化をデザインする」。家電ベンチャーのバルミューダ取締役でもある勝部氏は、大ヒットした高級トースター「バルミューダ ザ・トースター」のマーケティングを、こう考えて設計したという。

 パンフレットで強調したのは「トーストという“あがり”」だ。トースターの製品写真は控えめにし、おいしそうなトーストやレシピ、都会の朝の風景写真などを掲載。「おいしいトーストのあるすばらしい朝」という世界観をアピールし、ヒットにつなげた。