メルセデス・ベンツ日本が2018年3月1日に発表した「S450」の納車が4月から始まった。希望小売価格は税込みで1147万~1473万円。今回発売されたS450には、3代目Sクラスで最後となっていた直列6気筒エンジンが20年振りに復活して搭載されていることが大きな話題だ。一度は消滅し、新開発エンジンとして復活した直6エンジン搭載車について紹介していく。

6気筒エンジンを搭載するのは高級車くらいのもの

 現在、6気筒以上の気筒数を持つエンジンを搭載しているのは一部の高級車に限られる。メジャーなのは直列6気筒とV型6気筒(V6)という2種類だが、なかでも主流はV6エンジンだ。

 国内ではトヨタ「クラウン」や日産「フーガ」などの高級セダンにこのV6エンジンが搭載されている。またレクサスは高性能モデルに5LのV8エンジンを搭載するが、最上級セダンの新型「LS」は3.5LのV6だけで、ダウンサイズ化したことも記憶に新しい。

 メルセデス・ベンツには現時点で、直列4気筒、V型6気筒、V型8気筒、V型12気筒といったエンジンを採用するモデルがある。「Cクラス」や「Eクラス」といったセダンでは直4エンジンがメインで、6気筒以上のエンジンは特別な存在となっている。

20年振りに復活した新開発の直列6気筒エンジンを搭載するメルセデス・ベンツ「S450」(希望小売税込み価格1147万~1473万円)
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