眼鏡の売り上げが伸びている。矢野経済研究所「国内アイウエア小売市場概況と予測」(2017年9月発表)によると、2016年の国内アイウエア小売市場の規模は前年比102.1%の5045億円と、2012年以降5連続のプラス成長となっている。背景にはUVカットなどの有害光線対策を中心とした機能性アイウエアや高機能レンズ商品、日本産の製品、有名ブランドやキャラクターブランドとのコラボレーション商品などの高付加価値商品の拡充があるという。さらに2017年の同小売市場は前年比101.5%の5120億円と予測されている。

 では具体的にはどんな眼鏡が売れているのか。

続くクラシックフレームブーム

 フレームのデザインは、ここ数年の「クラシックブーム」が依然として続きそうというのが、眼鏡販売各社の一致した見方だ。「最近の売れ筋の眼鏡の傾向は、細身で丸みを帯びた逆三角形のボストンタイプや、円に近いラウンドタイプのメタルフレーム」(ジンズ コーポレートコミュニケーション室 広報・PR担当の岡田真里奈氏)。「男性にはスポーツタイプ。女性にはボストン系メタルや異素材コンビネーションタイプ、シニアには『Zoff SMART』、チタンなど機能系タイプがよく売れている」(Zoffを運営するインターメスティック)。

丸みを帯びた逆三角形のボストンタイプが人気。(c) tomos / PIXTA(ピクスタ)
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