糖尿病患者や予備軍も狙う

 さらに、「低糖質の炭水化物を取り扱うことでほかにもターゲットになり得る層がいる」と両者は口をそろえる。糖尿病のため、食事の糖質コントロールが必要な人だ。「糖尿病に罹患している人は増加傾向にある。厚生労働省の発表(2017年9月)では1000万人を超え、予備軍は4000万人いると言われている」(ライザップ)。

 そうした人のなかには、主食のために炭水化物を減らしている人も多いだろう。味や食感が米に近い代替食品が浸透すれば、健康と食の楽しみの両立を諦める人が減るのではないかというのが両社の意見だ。

糖尿病に罹患している人は年々増えている
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 「糖尿病の人に向けての訴求は、学術的な部分を固めてから進めていきたい」とタイガーの和田常務は話す。また、ライザップの高谷取締役も「いずれは販売チャネルを広げていきたい」と展望を語った。

(文/樋口可奈子)