DeNAが提供する個人間カーシェアリングサービス「Anyca(エニカ)」のイベントが2016年4月23日に神奈川県藤沢市の湘南T-SITEで開催され、「デロリアン特別試乗会」と「Anyca利用者の交流会」が行われた。

都内を中心に1500台以上が登録

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 Anycaは、2015年9月9日にDeNAが始めた、自家用車を個人間で貸し借りするカーシェアリングサービスだ。一般のオーナーが所有するクルマを使わない間に、他の人に貸し出すシステム。

 利用方法はまずクルマを借りる側(利用者)と貸す側(オーナー)が、スマートフォンのアプリを利用しそれぞれ事前に会員登録を行う。オーナーはクルマの写真を掲載したり、シェア条件を細かく提示したりできる。どちらも登録料は無料だ。次に利用者はスマホのアプリで貸出車両の検索や予約を行い、オーナーにリクエストを出す。リクエストが承認されれば、予約が確定するという仕組み。

 貸出料金は車種によって異なるが、「個人間の共同使用契約」に基づいてのシェアリングで営利目的のものではない(※1)。レンタカーに比べて、低価格で個性的なクルマが借りられるのが魅力だ。また支払いの際、利用者とオーナーが直接金銭を授受することはない。利用者はクレジットカード決済でDeNAに利用料金を支払い、同社はその利用料金の10%をプラットフォーム手数料として差し引いてから、翌月末にまとめて、オーナーの銀行口座に振り込む。なおプラットフォーム手数料は、シェアが成立しない限り、発生しない。

 DeNAによれば、2016年4月時点で、国内外の乗用車をはじめスポーツカーの他、“痛車”と呼ばれる個性的なクルマまで、都内を中心に1500台以上が登録されているという。また現在のところ、事故などを含め大きなトラブルもほぼない。

※1:DeNAでは「Anycaでのカーシェア収入は、所得税法上、雑所得に区分される所得」で「Anycaでのカーシェアは共同使用であり、自動車運送事業として行うことを禁止しております」としている。
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