本格的な梅雨入りを前に、衣替えをする人も多いだろう。そんなときに考えたいのがビジネスウエアの捨てどきだ。『ユニクロ9割で超速おしゃれ』『おしゃれが苦手でもセンスよく見せる 最強の「服選び」』の著者でスタイリストの大山旬氏に、スーツの「賞味期限」について聞いた。

「高いスーツこそ長持ち」は間違い

 大山氏いわく、「洋服に一生ものはない」。高いデニムでも数年はけばくたびれてくる。また、同じMサイズでも5年前と今とではサイズ感が違うので、古いものを着続けているとやぼったく見える可能性があるという(関連記事「服のプロが明かす 全身ユニクロでおしゃれになる方法」)。自分ではまだまだ着られると思う服でも、“賞味期限”があるということだろう。

後ろ姿は意外と見られているかもしれません(写真:マッハ / PIXTA)
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 だが、カジュアル衣料ではなく、スーツの場合はどうなのだろうか。イタリア製の上質な生地を使い、職人が手作業で仕上げた高級スーツを「一生もの」と考えて購入する人もいるだろう。しかし、高いもの=丈夫ではないと大山氏は話す。

 「生地が繊細なので引っ掛けには注意。また、手縫いでボタンを付けているので取れやすいことも。高級な素材ほどデリケートだということを覚えておいてほしい」