トヨタ自動車が2018年3月7日に発売した燃料電池バス「SORA」。水素で発電する電気自動車バスのお披露目と同乗試乗会が、4月20日に国土交通省にて実施された。

トヨタ自動車の燃料電池バス「SORA」
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 SORAは全長1万525×全幅2490×全高3350mmの路線用大型バスだ。運転席と、22の客席を備え、合計79人の乗車が可能となっている。デザインは、通常の路線バスとは一線を画す、近未来的なスタイルを取り入れているが、バスとしての機能は現状と同じものを備えている。外観上の特徴としてルーフが高いことが挙げられるが、これは頭上にFCバスの心臓部ともいえる発電機能を搭載しているのが理由。低床化とスペース効率が徹底された昨今のバスの床下には、収めるスペースがなかったのだ。フロント部には水素タンクを計10本搭載しており、総タンク容量は600Lとなる。発電のための水素と酸素の化学反応を起こすFCスタックをリア部に搭載。その中央部にはエアコンユニットを内蔵している。また走行用モーターは通常のエンジン付きのバスと同様に、後部下側に収められている。

頭上にFCバスの心臓部ともいえる発電機能を搭載している
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