アサヒ飲料は4月末から、「三ツ矢サイダー」がマイナス5度の冷たさで飲める「氷点下自動販売機」の設置を開始した。販売は9時半から17時までで、1日40本のみ。約1カ月かけて全国の駅やショッピングモールなどに150台ほどを設置する。

東京・お台場のデックス東京ビーチを皮切りに若者やファミリーが集まる場所を中心に設置されるという。仙台泉プレミアム・アウトレット(仙台市)や鳥栖プレミアム・アウトレット(佐賀県鳥栖市)にはすでに設置されている
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 通常の冷たい飲み物は約5度に冷やされているが、富士電機との共同開発によってマイナス5度の三ツ矢サイダーも同じ自販機で提供することが可能に。約10度も冷たさの違う飲み物を1台の自販機で販売するのは業界初という。アサヒグループホールディングスの當麻剛大広報部副課長は「氷点下に冷やすことで爽快感が増す。新しい楽しみ方を提案し、三ツ矢サイダーを飲む機会が減った方にも改めて魅力を感じてもらいたい」と話す。

マイナス5度の「氷点下の三ツ矢サイダー」以外は、すべて冷たい飲み物の温度帯(約5度)で保たれている
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 4月27日、東京・お台場にあるデックス東京ビーチで全国初となる氷点下自動販売機が設置された。訪れた人は無料で体験でき、ターゲットとなる若者に人気だった。中身は通常の三ツ矢サイダーと同じ。キンキンに冷えた三ツ矢サイダーを自販機から取り出しすぐにキャップを開けると、白い冷気が勢いよく出てきたと同時に中の液体が凍り始める「フリージング現象」が起きた。飲んでみるとシャリシャリとした食感とともに、炭酸がきめ細かな泡のようにシュワシュワと口の中に広がる。筆者は通常の炭酸飲料のツンとした刺激が鼻をつくのが苦手だったが、かき氷のような食感と相まって刺激は強すぎず、爽快感を得られた。

「フリージング現象」で栓を開けた瞬間にシャーベット状になる。シャリシャリを味わうコツは自販機から取り出したらなるべく早く開けて飲むこと!
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