大型連休に帰省や旅行で高速道路を利用する人も多いのではないだろうか。日本道路交通情報センター(JARTIC)によると、高速道路では下り線が5月3~4日、上り線が5月4~5日にかけて渋滞が発生すると予測されている。

大型連休に渋滞はつきものだが、なるべくなら回避したい (写真:kuro/PIXTA)
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 夜中に移動するなどピークの時間を避ける手もあるが、子連れの場合や帰省先の都合など、渋滞のことだけを考えて行動するのはなかなか難しいだろう。そこで、乗務歴20年以上のプロのバスドライバーに、高速道路でできるだけ渋滞を回避する“5つのポイント”を聞いた。

(1)渋滞でも基本的には一般道に降りない

 今回話を聞いたのは、都内の定期観光バスや郊外へのバスツアーなどを運行する「はとバス」の観光バス事業本部 角舘淳課長と、貸し切りバスを運行する千葉県内のバス会社のA運転士だ。

 渋滞が発生した際、高速道路を降りて一般道で目的地に向かう人もいるだろう。しかし、今回話を聞いたバスドライバーは二人とも、「渋滞が発生している付近の一般道も混雑していることがほとんどなので、基本的には降りない」と答える。

 ただし、事故による渋滞の場合は別。角舘課長、A運転士ともに、一旦降りて一般道を迂回することが多いそうだ。「事故が発生した時刻からどれくらい経過しているかで、対応は異なる。発生直後であれば、高速を降りて一般道に迂回するとスムーズだが、事故が起きてから時間が経過すると一般道も渋滞してしまうので、そのまま降りないほうが早いときもある」(角舘課長)。事故の情報が入ってきた際は、ラジオなどで発生時刻について確認したほうがよさそうだ。