コロッケなどの総菜をそのままスナックにした、その名も「Sozai(そざい)のまんま」という菓子が注目を集めている。手がけたのはキャンディーやグミなどで知られる製菓企業のUHA味覚糖だ。

 2016年にシイタケのうまみを閉じ込めて真空フライし、味付けしたスナック菓子「茸(きのこ)のまんま」を全国発売したのをきっかけに、2017年9月から「コロッケのまんま」など5商品をシリーズ展開。2017年11月には「海老焼売のまんま」を、2018年1月には「野菜炒めのまんま」を追加した。発売から半年でシリーズ累計約540万個売れているという。

「Sozaiのまんま」シリーズの一部。写真左から「海老焼売のまんま」「野菜炒めのまんま」「コロッケのまんま」(各参考小売価格138円前後)。レギュラーシリーズ以外にもコンビニ限定のスポット商品として「鶏肉とナッツ炒めのまんま」や「ブロッコリーとベーコン炒めのまんま」(各参考小売価格180円前後)もある
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 なかでも特に売れているのが、コロッケのまんまだ。同社によるとコロッケが精肉店やコンビニでもスナック感覚で扱われており、おかずとしてもポピュラーであることから商品化したという。購買層の中心は30~50代の女性とのこと。スーパーによってはスナックの棚だけでなく、総菜コーナーで本物のコロッケと並べて販売しているところもあるという。

 同社マーケティングデパートメントの足立絵里氏は「素材や総菜をそのままお菓子として開発する傾向は近年高まってきている」と話す。「多忙で調理や食事の時間が取れず、お菓子を食事代わりに食べる人が増えてきている。そうした食習慣にうしろめたさを感じている人のために同シリーズを開発した」(同氏)という。