花見も落ち着いたところで、本格的なアウトドアシーズン到来! ウエアや道具の新調に最適なこの時期、気になるアイテムの一つが水筒(ボトル)だ。価格やデザインに目がいきがちだが、備える機能は多種多様。自分が求める機能や特性を見極め、用途に見合ったものを選びたいところだ。

 アウトドア市場では現在、どのようなボトルが開発されているのか。昨今は機能の充実ぶりをうたうボトルが多いが、山専用ボトルを手がけるサーモスのマーケティング部の笹渕真由美さんは「以前から登山アイテムの一つとしてボトルが利用されており、常に専門性の高いものが求められてきた。弊社では登山者のニーズを踏まえた山専用ボトルを開発している。ただし今後は“アウトドアに特化”にとらわれず、さまざまなシーンで快適に使えるようなラインアップの拡充にも努めたい」と話す。

 2009年に米国で設立され、全断熱構造のボトルを発売したHydro Flask(ハイロドフラスク)は今や全米トップレベルの売り上げのボトルブランドで、断熱グラウラー(ビールボトル)も売れている。そのハイドロフラスクのPRを手がける辻井国裕さん(ボニルギャラリー)は、「最近ではハワイ土産としても人気があるハイドロフラスクの日本初上陸は、発売前からSNSなどを中心に話題になった。スポーツを含めたアウトドア以外に、日常生活での水分補給やコーヒーの携帯などにも愛用されているのでは。この1カ月で初シーズンの売り上げ予算を30%ほど上回っており(メーカー出荷数を元に算出)、これから本格的にボトルを持ち歩くシーズンに入れば、まだ伸びると予測している」という。プライベートでもハイドロフラスクのボトルを愛用している辻井さんは、今後はボトル市場そのものがさらに伸びるといい、秋ごろに新たなアプローチで訴求していく予定だという。

 では実際にどんなボトルを選べばいいのか。

 そこで今回は4ブランドの5モデルをピックアップ。使いたいシーンに合わせて機能や特徴からピックアップするのがおすすめだ。