アプリリア「RX125」

アプリリア「RX125」
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 イタリアのバイクメーカー、アプリリアの新型車は「RX125」。フロント21インチ、リア18インチのホイールとロングストロークの前後サスペンション、ABS(アンチロックブレーキシステム)を採用する125㏄の本格オフロードモデルだ。エンジンも水冷式のDOHC4ストローク単気筒を搭載。出力は公表されていないが、すでにロードスポーツモデル「RS4 125」で同様の形式のエンジンを搭載して高い評価を得ているだけに、こちらもかなり期待ができる。

 また税込み39万8000円という車体価格も内容を考えればかなりリーズナブル。これは生産を中国で行っているためだ。これまで欧州メーカーの小排気量スポーツモデルというと国産モデルに比べて著しく価格が高いのが常だった。そのためなかなか現実的な選択肢とならなかったが、現在は生産拠点をアジアに切り替えることで高い市場競争力を持っている。デリバリーは5月中旬を予定しているという。

BMW「C400X」

BMW「C400X」
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 アジア市場に向けて積極的に新製品を投入しているBMW。東京モーターサイクルショーでは普通自動二輪免許で乗ることができるスクーター「C400X」を出展。350㏄の単気筒エンジンを搭載した車体に、同社の象徴であるアドベンチャーモデル、GSシリーズをイメージしたスタイリングが組み合わせられる。日本市場への導入時期はまだ未定とのことだが、もし導入されれば同クラスの国産スクーターよりも一段ステイタスの高いモデルとして存在感を発揮することになるだろう。

SWM「シックスデイズ」

SWM「シックスデイズ」
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 こちらはSWMのニューモデル「シックスデイズ」。普通自動二輪免許で運転可能な400㏄モデルと大型自動二輪免許が必要な440㏄モデルが展開されるという。

 SWMは1971年にイタリアで創業したオフロードバイクを得意とするモーターサイクルブランドだったが、1980年代に一旦生産を停止。長い休眠期間を経て2015年より中国資本によって復活。新体制となってからは中国で生産される4バルブの空冷単気筒エンジンを搭載したネオクラシックスタイルのバイクを主力製品にしている。

 しっかりとした体制をもつMVアグスタジャパンが総輸入元というのは安心材料だが、やはり信頼性などに未知数な点も多い。ただし、イタリアンブランドらしくスクランブラー風のスタイルはかなりまとまっており、注目度は高かった。税込み価格は64万8000円。

サイン・ハウス「ランブレッタ」

サイン・ハウス「ランブレッタ」
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 二輪パーツを製造・販売を行うサイン・ハウスが今年から展開するというスクーター「ランブレッタ」。かつてイタリアでベスパと性能競争を繰り広げ、人気を二分したイノチェンティ社によるスクーターである。1970年代初頭に一度消滅したが、創業家であるイノチェンティ家とオーストリアのKSRグループの共同出資によって昨年復活。V50、V125、V200という排気量の異なる3モデルを発表した(写真のモデルはV125)。ネオクラシックにしてはルックスがあまりにコンサバなことに加え、中国生産だったことから安直な復刻ブランド商品かと思いきや、スチールモノコックフレーム採用と聞いて思わず足が止まった。スチールモノコックというのはボディの鋼板が応力を受け持ってフレームの役割を果たす構造のこと。二輪の世界ではもうライバルのベスパぐらいしか採用してない珍しいメカニズムだ。作り込みの本気度はルックスから予測するよりずっと高いようだった。

(文・写真/佐藤 旅宇)