2018年3月23~25日まで、東京ビッグサイト(江東区)で、国内外130社以上の二輪関連メーカーおよびブランドが新製品などを出展する「第45回東京モーターサイクルショー」が開催された。東京モーターサイクルショーは東京モーターショーと違い、未来のオートバイ像を示すコンセプトモデルが展示されるイベントではなく、あくまで新製品の見本市だ。

 各社のブースを回ると現在の二輪市場を取り巻く状況、トレンドが見えてくる。今年は昨年に続き、400㏄以下の小~中排気量クラスの充実ぶりが目立った。その背景にはプレミアム性の高い大型バイクを得意としていたBMWのほかKTM、ドゥカティといった欧州メーカーがこのクラスに相次いで参入し、意欲的な新型車を送り出していることがある。これらは小~中排気量車が主流であるインドや東南アジアといった開発途上国でのシェア獲得をにらんだ製品だが、普通自動二輪免許で400㏄まで運転可能な日本の市場のニーズにもマッチしている。加えて長らく低迷している日本の国内二輪市場において、原付二種(51~125㏄)と軽二輪車(126~250㏄)の販売が比較的好調に推移していることも、国内メーカーのラインアップ拡充の一因だろう。

東京ビッグサイトで行われた「第45回東京モーターサイクルショー」には3日間で14万6823人が訪れた
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