この春、冷凍食品業界でマルハニチロが異色の動きを見せている。“もどき冷食”ともいうべき新商品を相次いで投入しているのだ。

 「うなぎみたいな白身魚天ぷら蒲焼だれ」は白身魚とすり身を天ぷらにして蒲焼風のタレをかけた商品だが、見た目に筋を入れてうなぎ風にしただけでなく、ある食材を使って「皮」まで作っているのだ。味はもちろん、皮も含めた再現性はどの程度なのか。

「うなぎみたいな白身魚の天ぷら蒲焼だれ」(330円程度)。1パッケージ5個入り。
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見た目は刻んだうなぎのように見える
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 まずは実際に商品を食べてみた。すり身と白身魚がバランス良く配合されていて、しっとりしているのにホロホロとした食感。蒲焼風の甘めのタレと相性が良い。何より、すり身で作った皮の噛み応えが感じられ、うなぎを食べているような気分になれる。皮の色も黒っぽく、実際に見た目も似ているが、いったい何を使っているのか。