家電を徹底的に掃除し、すっきりした気分で新年度を迎えたいと考えている人もいるだろう。「エアコンや洗濯機の汚れはたまると人の肌に直接触れやすい。そのため、小さな子どもをもつ親が不安を抱き、依頼してくるケースが多い」(ハウスクリーニング大手「おそうじ本舗」を運営する長谷川興産 企画部の尾崎真次長)。

 尾崎次長によると、家電クリーニングの需要はエアコン中心。おそうじ本舗では「エアコンだけを依頼する」という利用者が大多数なのだそうだ。考えてみるとエアコンの普及率は90%を超え、1家に3台あることも珍しくない。こんな家電はほかにないわけで、圧倒的にニーズが高いのも当然といえる。また5年ほど前から増えているのが、洗濯機のクリーニングの依頼。「そのころから洗濯槽を洗う洗剤のCMが流れるようになり、『洗濯槽は意外に汚れている』という認知が広まったのでは」(尾崎次長)。

 プロに頼めば安心、と思いがちだが、日本の家電は便利な機能が多く付いているぶん、どんどん複雑になっていて、プロでも分解掃除しにくくなってきているという。いったいどんなタイプが分解掃除しにくいのか、また汚れを蓄積させないために、日ごろからどのようなことに気を付けたらいいのか。家電クリーニングのプロにズバリ、聞いた。

エアコンを分解して洗浄し、組み立て直して試運転するのに要する時間はだいたい2時間前後。料金はスタンダードタイプで1万1000円(約2時間、1台)、お掃除機能付きの場合は1万5000~2万1000円(3~4時間、1台)※おそうじ本舗の場合
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