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 素早く直感的な「手書き」と、保存性やその後の活用に優れた「デジタル記録」。そんな2つのメリットを融合させたアイテムが増えつつある。

 手帳で知られるモレスキンが販売する「スマートライティングセット」は、まるで“魔法”のような専用ノートとペンのセットだ。ノートに書き込むと、内容がそのままスマートフォンアプリの中の仮想ノートにもリアルタイムで出現。ページごとに異なる配置で印刷された極小のドットを専用ペンが読み取るため、以前に書いたページに戻って追記すればそれも反映される。

 ワコムのメモパッド「Bamboo Folio」も同様に、手書き文字をそのまま画像として保存。こちらは下敷きのパッドが電磁誘導方式で筆跡を読み取るため、好きな紙を使える。

 AI(人工知能)を活用したボールペンまでお目見えした。ナカバヤシ「CUTPEN」は、赤ペンで囲んだ新聞記事を専用アプリで撮影すると、切り抜いた画像データとして保存できる。また、そこで終わらず、AIが記事の中身を読み取って重要ワードを抽出。キーワードでウェブ検索した関連情報まで表示してくれる。

 パソコンと文房具の中間的存在であるテキスト入力専用機「ポメラ」(キングジム)も、進化した新モデルが昨秋に登場。デジタル文房具は一つのカテゴリーとして、完全に定着している。

どこでも執筆できるテキスト専用機

ポメラ DM200
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ポメラ DM200
キングジム 実勢価格 5万2680円(税込み)

 テキスト入力専用機「ポメラ」の最新モデル。軽量で持ち運びやすく、本体を開くと数秒で起動し、どこでもすぐにメモや執筆を始められる。キーボードは膝の上に置いても安定。前モデルと比べて漢字変換の精度が大きく向上しており、ストレスなく執筆に集中できた。Wi-Fi接続でiPhoneのメモと同期する機能も新搭載。

スマホの外付けキーボードとしても使える
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ワイヤレスでiPhoneのメモと同期することができる
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入れた書類を“スキャン”しやすい、ポケットの反射を抑えたファイル

クリアーファイル フォーマット
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クリアーファイル フォーマット
キングジム 実勢価格 486円(20ポケット・税込み)

 キングジムのスキャンアプリ「SHOT DOCS」に対応するクリアファイル。入れた書類をアプリから撮影すると、自動で端を認識し、角度やコントラストが補正された画像として保存される。ポケットは照明の反射を抑えた素材で、書類が見やすいだけでなく撮影もしやすかった。

赤ペンで囲むだけで新聞記事をスクラップ

CUTPEN
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CUTPEN
ナカバヤシ 実勢価格 918円(利用権1年分付き・税込み)

 新聞スクラップ用の赤色ボールペン。記事を線で囲んで専用アプリで撮影するだけで、切り抜いて画像として保存。スクラップ作業を効率化できた。さらにAIが記事中の重要ワードを抽出し、ウェブから関連情報を探す。アプリの利用権は1年間で、更新用のIDは新しいペンを買って入手。

角度や明るさを補正して保存する
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抽出したキーワードを基に、アプリ上で自動的にネット検索が行われる
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