プジョー・シトロエン・ジャポンが2016年秋に発売したクロスオーバーモデル「C4カクタス」。2015年に欧州でデビューし、欧州ではすでに11万台以上が売れているというが、はたして日本ではウケているのか?

【コンセプト】2CVの再来、っていうよりデッカいC3です

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 「『2CVの再来』とか、『21世紀の2CV』とか結構書いてありますけど、全然似てないと思います。どちらかというとC3のストレッチ版。もっとも私の見方ですけど(笑)」

 いきなり実際のオーナーに鋭い指摘を受けてしまいましたわ。2016年末に200台、年始に100台追加で日本に限定輸入されたフランス名物シトロエンの新世代クロスオーバー「C4カクタス」。

 プラットフォームは一世代古い「C3」用のストレッチ版で、ギアボックスは最新式のツインクラッチじゃないシングルクラッチ式。それだけに走りにクセはあるといわれてましたが、なんといっても注目はデザイン!

 一部で“おてもやん”とも呼ばれる仏頂面マスクが特徴で、加えてユニークなのは、ボディーサイドの「エアバンプ」。ポリウレタン素材で作られた空気入り緩衝材で、時速4kmまでの衝撃を緩和し、傷を防ぐとか。

 昔懐かしいパッチがあたったジーンズみたいですけど、こういうデザインをちゅうちょなく自動車デザインに取り入れるところがさすがはシトロエン。日本でもウケそうだし、前評判も高かったんですが、そこまでマニア心を捉えると思ってませんでした。ところが…。

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