買い忘れを防止する「買わなきゃナビ」

 ふたつ目の買わなきゃナビは、買い物に必要なリストを作る機能だ。買い足したい食材がある場合に「買い物メモお願い、牛乳」と声をかけると、買い物が必要なリストを自動的に作ってくれる。音声で登録ができるので、調理中に両手がふさがっていてもメモを残しやすいのがメリットだ。

 また、ここで作った買い物リストは、ユーザーのスマートフォンの専用アプリに自動的に転送される。このため、スーパーなどではスマホでリストを確認しながら、必要な食材を購入できるため、買い忘れの防止につながる。

 さらに、購入した食材は、スマホの「購入済みにする」ボタンを押すことで、「冷蔵庫内にある食材」としてSJ-TF49Cに自動登録される。ただし、冷蔵庫の在庫を自動的に管理する機能はなく、食材が消費されたかどうかなどは判断できない。このため、鶏肉を購入した当日に消費したにもかかわらず、翌日「この前買った鶏肉を使って鶏の中華風サラダはどうですか?」と献立提案をすることもあるという。

買い物メモを登録しているところ。今回は周囲の話し声がうるさかったため誤認識もあったが、リストから外すのも簡単
音声で登録したリストは、自動的にスマホアプリに転送される。買い物時はスマホでリストを確認しながら購入が可能だ
[画像のクリックで拡大表示]

 もうひとつの面白い機能が、購入する製品のタイミングを学習する機能だ。たとえば、2週間に1度、卵を購入することが多い家庭ならば、購入後約2週間目のタイミングで「そろそろ卵がなくなるころじゃないですか?」と声をかけてくれる。

 最後の「生活リズムナビ」は、その日の天気や食材に関するアドバイスなどを話す機能だ。今日の天気のほか、今が旬の食材情報や料理のヒントなどもつぶやくという。

冷蔵庫としての機能も充実

 SJ-TF49Cは、冷蔵庫としても充実した基本性能を搭載している。最大の魅力は冷蔵室、チルド室、野菜室に配置した「トリプルステンレス」だ。一般的な冷蔵庫は庫内に冷風を循環させて冷やす。しかし、食材に風が当たると乾燥しやすく、食材の鮮度が落ちる原因にもなる。そこで、トリプルステンレスでは庫内に配置されたステンレスパネルを重点的に冷却し、風を使わずに庫内を間接冷却している。

 さらに、冷蔵・チルド室では、ドア開閉時に入る湿気をステンレスパネルに吸着し、庫内の湿度を保つ「ステンレス・ミスト」機能も搭載する。

ステンレスパネルで庫内を包み込むように間接冷却する「トリプルステンレス」。乾燥を抑えて食材の鮮度を守ることができるという
[画像のクリックで拡大表示]
野菜庫下段は、水色のロックハンドルでカチッと密閉可能。庫内を密閉することで高い湿度をキープし、野菜の鮮度を保てるという
[画像のクリックで拡大表示]