生活リズムを学習して3種類の「メッセージ」を発話

 SJ-TF49Cは、ユーザーの生活を学習する冷蔵庫だ。例えば、冷蔵庫のドアを開閉する時間のデータを蓄積し、ユーザーの日中の在宅時間や食事の支度時間、家事がひと段落した時間、就寝時間などを推察。こちらがアクションを起こさなくても、最適なタイミングに献立を提案する機能もある。

 SJ-TF49Cが発話するメッセージは「食材すっきりナビ」「買わなきゃナビ」「生活リズムナビ」の3種類だ。

SJ-TF49Cはドアを開けた本体上部に、通信ユニットとマイクを搭載。このため、ドアを開けたほうが音声認識率は高い
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AIと対話するタイミングは、本体前面の「おはなし」ボタンを押した場合か、ドアの開閉時のみ。常にしゃべり続けているわけではない
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 食材すっきりナビは、最近購入した食材アイテムなどから「おススメのレシピ」の提案などを行う。面白いのが、献立を提案する時間も学習していること。ユーザーの毎日の生活リズムから「朝の支度が終わって、一段落したタイミング」を推測し、夕食の提案を行うのだ。この機能を有効利用すれば朝の出勤前に献立を決定し、その献立に足りない食材を帰宅時に購入することもできる。

ドアにピンクのハートが点滅したら、AIがおすすめの献立や今日の天気、アドバイスなどの「話したいことがある」タイミング
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ハートが青色のときはAIが会話中。緑色なら、こちらの話を聞いている状態だ
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 もちろん、ユーザーが自分から献立相談することも可能だ。SJ-TF49Cに「今日なに作ろう?」と声をかければ、庫内にある食材を使ったレシピのほか、「500キロカロリー以内で」といった要望にも応えてくれるそうだ。また、クラウドのデータと組み合わせた献立提案もできる。例えば、花粉の飛散が多い日や雨の日などは、可能な限り家の中にある食材でできる献立を提案。また、クリスマスやバレンタインなどの特別な日には、イベントに合わせたレシピの提案もあるという。

トマトを使った献立を相談した例。周辺の情報から「花粉が多い」と判断し、買い物にいかなくても作れるラザニアを提案した
提案されたレシピを受け入れた場合は、自動的にスマホ専用アプリにレシピが配信される
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