ここ数年、欧米を中心に人気の自転車である「グラベルロードバイク」 (以下、グラベルロード)。ドロップハンドルがついていて、一見するとロードバイクのようだが、太めのタイヤが装着できるように設計されており、舗装路だけでなく舗装されていない道(グラベル=砂利道)も走り抜けることができる。クルマのセダンやクーペがロードバイクとすると、クロスカントリー車がMTB(マウンテンバイク)、その中間のSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル=多目的スポーツ車)がグラベルロードと言えば分かりやすいかもしれない。

 また、このグラベルロードと共に人気なのがミニマムな装備を楽しむ“バイクパッキング”。専用のパーツや工具が必要なく、面ファスナーなどを使ってロードバイクやクロスバイク、MTBなど自転車の種類を問わず気軽に装着できる自転車専用バッグを使用する。これまで容量15Lを超えるサイズが多かったが、昨年あたりから10L前後と比較的小さいサイズのバッグが次々リリースされ、泊まりがけの自転車旅だけでなく日帰りのサイクリングなどでも使えるようになってきた。

 今回、米自転車メーカー、ジェイミスのグラベルロード「RENEGADE EXPAT」に、ドイツのバッグメーカー、オルトリーブのバイクパッキングバッグ「シートパックL」を装着し、沖縄本島1周330kmを2泊3日で走破してみた。本格的な自転車旅を通して、グラベルロードの魅力とバイクパッキングのテクニックを紹介する。

グラベルロードバイクに大き目のバッグを装着すれば、ロングライドから自転車旅まで使いやすい(写真提供:ジェイミス)
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