2016年2月末、横浜市磯子区の介護老人保健施設「ひとりざわ」で最新テクノロジーを組み合わせた新感覚スポーツがお披露目された。

 主催したのは「世界ゆるスポーツ協会」。年齢や性別、障害の有無にかかわらず、誰もが楽しめるスポーツを作ることを目的として結成された団体で、ハンドソープを付けた手でボールを運ぶ「ハンドソープボール」や、イモムシに扮して転げ回る「イモムシラグビー」など、さまざまな“ゆるスポーツ”を世に送り出している。ゆるスポーツは従来スポーツに興味が薄かった人も参加できるため、企業や自治体からも注目を集めつつある。

 今回のイベントで公開されたのは、世界初となる3つの新スポーツ。まず1つ目が、「こたつホッケー」だ。

「みかん」を弾いて高得点を狙え

 「こたつホッケー」は、その名の通りこたつに入って競技するホッケー。こたつの天板に投影された「みかん」を湯飲みで弾いて相手ゴールに入れる仕組みで、遊戯施設にある“エアホッケー”のゆるスポーツ版といった印象だ。ただ、みかんはゆっくり動くため、本家エアホッケーのように俊敏な動きは必要ない。誰でも気軽に楽しめるのだ。

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プロジェクターで映しだされた黄色いみかんが“玉”の代わり。腕の曲げ伸ばしのトレーニングにもなる

 湯飲みには湯が入っており、あふれると減点になるのも特徴。湯の量が多いとあふれやすくなるため、量を調整することでハンデも設定でき、子供から高齢者まで一緒に楽しめるのも魅力という。