サンヨー食品は2016年2月29日に新商品「サッポロ一番 塩らーめんが焼肉になりました」「サッポロ一番 みそラーメンが焼肉になりました」を発売した。たれとシメの焼きラーメン用の麺のセットで、最初につけだれとして焼き肉を食べ、同じたれでシメの焼きラーメンを作るというもの。

 「袋麺の喫食シーンの7~8割は昼食」というデータから、同社では夕食にも食べてもらえるメニューとして2015年10月、「サッポロ一番が鍋になりました 鍋スープ&〆のラーメンセット」を発売。これが予想以上に好調で、2016年3月までの販売予定数量を発売後1~2カ月でほぼ売り切り、急きょ増産体制を敷いたという。

 「現代の消費者は『よく分からないものを買って失敗したくない』という思いが強い。袋ラーメンとして子供のころから親しんでいる『サッポロ一番』ブランドには大きな安心感があることが、選んでもらいやすかった要因ではないか」(サンヨー食品広報宣伝部の福井尚基部長)。第1弾商品の好調を受け、春夏向けメニューとしてターゲットとなったのが焼き肉。それに合う麺メニューとして、焼きラーメンを考案したそうだ。

 ラーメンから鍋料理への展開は同じ汁ものであり、想像がつく。だが、慣れ親しんだ味とはいえ、それが焼き肉のたれになったときの味は全く想像がつかない。また筆者は「焼きラーメン」を食べたことがないが、ここでいう焼きラーメンは焼きそばとどこが違うのか。

 さまざまな疑問と不安を胸に、まずは作ってみた。

「サッポロ一番 塩らーめんが焼肉になりました」「サッポロ一番 みそラーメンが焼肉になりました」(それぞれ焼き肉のたれ6パック+シメの焼きラーメン専用の麺2個/希望小売価格390円)
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1袋(4人前)にたれ6パックと焼きラーメン用の麺2個が入っていて、4パックは焼き肉用。食べ終わった後のシメの焼きラーメンに残り2パックを使用する。麺1個につき、たれ1パックで2人前だ
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