量産メーカーが自社工房で手がけるハンドメイド自転車

写真ではなかなか伝わりにくいが、まるでぬれているかのような艶がある
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 パナソニックは量産メーカーでありながら「パナソニック・オーダー・システム(POS)」という、自社工房でハンドメイドバイシクルも手がける貴重な存在だ。

 出展されていたのはクロモリフレーム採用のレーシングモデル「ORCC11」に2月から受注が始まるミラーカラーを施したもの。メッキの上から色付きのクリアを塗装したもので、鏡のような光沢感が特徴だ。写真のグラフィックでプラス6万円というかなり高価なオプションである。

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航空機用ジェットエンジンの軸受なども手がけるメーカーが作った超高級ハブ

 ハンドメイドバイシクル展にはパーツも多数出展されている。

 写真は金属の精密な切削加工を得意とし、航空機用ジェットエンジンの軸受なども製造している近藤製作所(愛知県蟹江町)の「GOKISO スーパークライマーハブ」。ハブとは車輪の軸受けにあたる部分のことだが、なかでもGOKISOは驚異的な回転性能を持つことからマニア垂涎の一品となっている。強度の高いチタン合金から精密に削り出されたボディーは、弾性変形することで路面からの衝撃を吸収するサスペンション構造を採り入れている。予定販売価格は驚きの60万円だ。

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(文・写真/佐藤 旅宇)