2016年2月1日、「タニタ食堂」を展開するタニタ(東京都板橋区)が監修した宅配食サービス「からだ倶楽部」が東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県(一部地域を除く)でスタートする。

 同サービスはタニタ監修のもと、社員食堂や学生食堂などの給食を手がけるレパスト(東京都中央区)が展開。配達日の夕食と翌日の朝食の2食を1セットとし、週5日(月~金曜)日替わりで自宅に届ける。

発表会の様子。左から、タニタ食堂の上木知規社長、タニタの谷田千里社長、レパストの西剛平社長
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配達日の夕食と翌日の朝食の2食が1セット。写真は第一弾のメニュー。一汁三菜がコンセプトで、「鰤(ぶり)の七味焼き定食」「鶏肉の香草パン粉焼き定食」「豆腐とえびのチリソース炒め定食」など和洋中さまざま
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 メニューはタニタ食堂のレシピコンセプトに基づき、1食あたり500kcal前後、塩分3g以下とし、夕朝食のセットで厚生労働省が定める成人1日の野菜摂取目標である350gが摂取できるようになっている。

 実際に試食してみると、あっさりとした味付けながら、食材のカットが大きいので、食べ応えがある。かむ回数が増えて満足感が得られるように、野菜を大ぶりにカットして火を通しすぎないように調理しているという。

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食材のカットが大きいので、食べ応えがある

 価格は1週間(月~金曜の5セット)で1万1000円(配達料込み、前払い)。「レパスト銀座Yahoo!ショップ」で注文を受け付け、毎週水曜17時までに注文すれば翌月曜から届く。初年度は10万食(夕朝食1日分で1食)を販売目標としている。一食あたり1100円とやや割高な印象もあるが、忙しい女性や健康意識の高い層のニーズはありそうだ。

 宅配食を展開する狙いについて、タニタの谷田千里社長は「これまで飲食事業をメインに展開してきたが、『タニタ食堂が食べたい』という多くの声に応えきれていなかった」という。タニタは宅配食や持ち帰り弁当などの中食事業に加え、飲食事業でもレパストと提携して飲食店の出店スピードを上げることで、2018年度までに年間100万食の提供を目指す。

(文/山下奉仁=日経トレンディネット)