前回は加湿空気清浄機のトレンドを紹介したが(関連記事「加湿空気清浄機の選び方 トレンドは“見える化”」)、今回は、「今買うべき加湿空気清浄機」を中心に紹介する。「花粉対策」「フィルター掃除がラクなもの」といった特徴から分類しているので、選ぶ際の参考にしてほしい。

【特徴で選ぶ加湿空気清浄機】
■花粉をしっかり吸い込む! 花粉対策に効果的な一台
■空気の状況を可視化、ライフスタイルに合わせて自動運転
■面倒なフィルターの手入れを自動で行う
■加湿だけでなく除湿もできる、1年中使える除加湿モデル
■番外編:ニオイやウイルスをしっかり除去したいのなら除菌脱臭機


花粉対策に効果的な加湿空気清浄機

 花粉はハウスダストの中でも特に大きく重量もあるため(PM2.5はスギ花粉の12分の1の大きさといわれている)、室内では空中に漂うよりも床近くに溜まりやすい。そのため、花粉対策を考えるならば、床近くのハウスダストを吸引する力が強いタイプを選ぶのが得策だ。おすすめは、パナソニックとダイキン。

パナソニック「加湿空気清浄機 F-VXP90」(実勢価格6万8000円前後)
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 パナソニック「加湿空気清浄機 F-VXP90」は、花粉やニオイへの効果が期待できるOHラジカルを含む微粒子イオン「ナノイー」を10倍に生成する「ナノイー X」を搭載している。

 ナノイー Xは、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなど、日本全国で1年中浮遊する花粉を無力化できるという。ハウスダストの中でも特に大きくて重量のある花粉を吸引するためにパネル下の開口部が大きく開き、下からの吸引力を高めた「メガキャッチフォルム」で床上30cmに溜まりやすい花粉やハウスダストをパワフルに吸引する。小さな子どもやペットの生活空間は床から30cmのエリアといわれているが、その空間にただよう花粉やホコリなどをしっかり除去してくれるので安心だ。

ダイキン「加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70U」(実勢価格5万3000円前後)
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 花粉は山から飛んで来るときに排ガスやPM2.5などの大気汚染物質が付着し、アレル物質として影響が大きい「アジュバント花粉」になるという。ダイキンの加湿空気清浄機は独自のストリーマ技術を強化し、フィルターに捕集した花粉などの有害物質を分解する。新モデルは、フィルターに捕集した有害ガスや臭い成分を従来の機種よりも約2倍の速さで分解できるようになり、脱臭力も向上したという。

 また、電気集じん方式を採用しなくても高い集じん性能を維持できるという「TAFUフィルター」を業界で初めて搭載。付着した汚れが広がりにくい加工になっており、静電力が持続することで、10年後も電気集じん方式と同等の集じん性能を維持するという。電気集じん方式の課題だったメンテナンス性を向上させた、バランスの良い加湿空気清浄機となっている。