沖縄のローカルな魅力を発見できる。そう、自転車ならね♪

 まず、現地で最大の自転車専門店、沖縄輪業が主催するガイド付きサイクリング・ポタリングサービスに参加した。那覇市内を回るだけでも知る人ぞ知るスポットが多く、新たな発見がある。

 自転車に乗って回るガイド付きツアーに参加するのは初めてだが、メジャーな観光スポット巡りが中心となる観光バスツアーよりも、より地元密着度が高いと感じた。細い道でも入っていけるし、気になる風景があればすぐに停まって写真も撮れる。レンタカーのように駐車場探しに気を取られることもない。

 知らない土地を自転車で走るというワクワク感もある。ガイドの方は自転車に精通しているだけに、特に走って楽しい道を選んで案内してもらえる、というのも魅力だ。また、ややきつい坂道が続いて一人なら心折れそうな場合でも、仲間と一緒なら走りきれる、という体験ができたのもうれしかった。

自転車を降りて解説する沖縄輪業の森豊氏。適度に休憩が入るので、普段あまり自転車に乗らないという人でも疲れにくい
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クルマだと通り過ぎてしまいそうな「壺屋やちむん通り」にある井戸「東ヌカー(アガリヌカー)」。共同井戸の一つで、約300年前に村ができて最初に彫られた井戸といわれる。今も現役
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自転車に乗って上体を起こし気味にすると、徒歩よりも視線の位置が高くなるので、屋根の上などに設置されているシーサーを見つけやすい。温暖な沖縄では冬でも猫(2匹)が外に出ている
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沖縄の土に由来する赤と漆喰の白の対照が美しい「赤瓦(琉球瓦)」も、よく観察できる
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こちらの屋根は「セメント瓦」。台風にも強く、赤瓦よりも安価にできるため、こうしたセメント瓦と木造住宅の組み合わせが沖縄の戦後復興を支えたそう。鬼瓦もセメント製だ。それにしても「営業中」のサインが見えるが、どこから入るのか・・・
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つい足を踏み入れたくなる店名「スーパーいろいろ」。赤と黄色の色使いはデイリーヤマザキに似ているが、やや南国風に見える。個人経営で地場の特産品が充実。泡盛の種類も「いろいろ」ある
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ガジュマルの巨木の下に馬のオブジェ。ここは月に一度、「馬勝負(ンマスーブ)」が行われたという古波蔵馬場(クハングヮ ンマウィー)跡。オブジェはほぼ実物大で、小柄な宮古馬が(速さではなく)足並みの美しさを競い合ったそう
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市街地から最も近く、那覇市民が憩う「波の上ビーチ」。ダイビング・シュノーケル専用エリアには、こんな「海のポスト」がある。環境協力金(500円/税込み)と引き替えに耐水性の専用ポストカードが渡され、干潮時には歩いて投函できる
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「波の上ビーチ」(辻側)では、波打ち際でロードバイクを撮影した。砂浜と舗装道路が近いので簡単
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 このガイド付きサイクリング・ポタリングサービスは、約3時間のポタリングコース/参加費4000円などを用意している。詳細は沖縄輪業のサイトにて。