個人情報を守る意識の高まりと共に、シュレッダーの需要が伸びている。最近では年代を問わず、家庭で使うために購入する人も珍しくないという。マイナンバーの交付などにより家庭でも漏洩を防ぐ必要のある情報が増えるなか、どんなモデルのシュレッダーが売れているのだろうか。

ナカバヤシの「NSE-T06W」。税込み3500円~5000円前後で売られている。売れ筋ランキングで1位になっている家電量販店もある人気製品だ
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シュレッダー普及の起点は2005年

 今、家電量販店の事務用品売り場や防犯売り場を訪れると、「マイナンバー対策」と書かれたポスターやPOPがいくつも見つかるはずだ。「マイナンバー交付を機に個人情報の取り扱いに改めて気をつけるという空気が個人・法人問わず高まっています」(ビックロ ビックカメラ新宿東口店)。個人情報を含む紙などを安心して保護・破棄できる道具が注目を集めている。

 こうした機運のなか、多くの店が特設コーナーを作っているのがシュレッダーだ。

 ただ、シュレッダーは、マイナンバー交付前後で売り上げに大きな変動が起きたという声は聞かない。「2005年に個人情報保護法が施行されたころに注目されるようになって、そこからじわじわと売れ行きが伸びている印象です。マイナンバーも追い風だと思いますが、そこまではっきりとした影響は感じません」(大手家電量販店)

マイナンバーカードがちょうど入るようなコンパクトな金庫の売り上げも、個人需要で伸びているという。価格は税込み1500円程度から
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ビックロ ビックカメラ新宿東口店のシュレッダーコーナー
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