コミュニケーション機能の充実度は高い

 Xperia Hello!の主な機能は大きく分けて3つ。1つはコミュニケーション機能だ。先にも触れた通り、LINEやSkypeのアカウントを登録しておくと、外出中に自宅と、あるいは離れて暮らす家族などと、それらを活用したコミュニケーションができるのだ。

 例えばLINEでメッセージを送りたい場合は、「メッセージを送って」などと話しかけた後、登録したユーザーのうち誰にメッセージを送るかを指定し、さらに送信するメッセージの内容をしゃべるだけでメッセージを送ることができる。一連の操作は音声のみで可能だが、メッセージの内容を間違えた場合はタッチ操作による文字入力で修正できるし、写真や動画を送ることも可能だ。

Xperia Hello!に話しかけてLINEによるメッセージを送付できる。メッセージは個々のアカウントではなく、公式アカウントでやり取りする仕組みだ
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 メッセージの内容は登録したXperia Hello!の公式アカウントに、相手宛てのメッセージが付与される形で送信される。同様に、Xperia Hello!にメッセージを送る場合も、公式アカウントを経由し、相手を指定してから送付する形となる。このあたりの仕組みはClova WAVEに近い印象だが、一連のやり取りは非常にスムーズで、不便は感じなかった。

LINE側からメッセージを送ることも可能。公式アカウントのメニューから「メッセージを送る」を選んだ後、相手を選んでメッセージを入力すればよい
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 そしてもう1つ、「○○さんにビデオ通話」などと話しかけると、Skypeが起動して登録したユーザーのSkypeアカウントに電話をかけ、ビデオ通話を利用できる。設定が正しくなされていれば、ビデオ通話するまでのプロセスは非常にスムーズで便利。できればLINEによるビデオ通話に統一してほしかったところだが、現状のLINEの仕組みでは実現が難しいようなので、このあたりはサービス事業者との連携強化が求められるところかもしれない。

Skypeを使ってスマートフォンとビデオ通話をしているところ。設定さえうまくいっていれば、ビデオ通話するまでの操作はスムーズだ
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 他にもビデオで伝言を残す機能があり、スマートフォンを持っていない子供などにビデオメッセージを届けられるのもメリットだ。顔を識別してその人宛てに届いているメッセージがあれば、話かけてその旨を伝えてからメッセージを再生する。顔認識機能を持ち、ロボットという形態を取るXperia Hello!ならではの強みといえるだろう。