Skypeのアカウント登録が大きなハードル

 まずは初期設定だ。Xperia Hello!はAndroid上で動作しているため、まずGoogleアカウントの登録が必要。そして利用者を顔で識別する仕組みを備えていることから、あらかじめユーザー登録をしておく必要がある。登録できるユーザー数は最大10人なので、一般家庭なら家族全員を登録できるだろう。

Xperia Hello!はAndroid上で動作しているので、スマートフォンのようにAndroidデバイスとしても使うことができる
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 ユーザー登録は名前の登録と、本体のカメラを使った顔の登録をすればよく、それほど手間はかからない。LINEの機能を利用するためにLINEアカウントの登録も必要になるが、こちらも手順に従ってXperia Hello!の公式アカウントを登録し、送信されたパスコードを入力するだけで簡単だ。

頭の部分にあるカメラで、ユーザーの顔認識やビデオメッセージ、見守り用の部屋の撮影などができる
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ユーザーを顔で識別するためユーザー登録が必要なのだが、名前と顔、LINEアカウントの登録は比較的簡単にできる
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 だが、ビデオ通話を利用する際に用いるSkypeのアカウント登録にはやや骨が折れる。Xpeira Hello!でSkypeを利用するには、まずXpeira Hello!本体用のSkypeアカウント作成・登録が必要なほか、自分のスマートフォンで利用しているSkypeアカウントに、Xperia Hello!のアカウントを登録し、なおかつXperia Hello!側に自分のアカウントを登録する必要があり、手間がかかるのだ。

 Xperia Hello!のディスプレーは4.6インチとあまり大きくはないので、タッチ操作で文字入力しづらいこともストレスを高めているように思う。できればスマートスピーカーのように、専用のスマートフォンアプリを用意し、そちらで全ての設定ができるようにしてほしかったところだ。

 もっとも設定は一度してしまえば、後の利用は快適だ。Xperia Hello!を呼び出すトリガーとなる「ハイ、エクスペリア」と話しかけると、くるりと回って自分の方を振り向いて「○○さん、何でしょう?」と名前を呼んで話しかけてくれる。この様子は無機質なスマートスピーカーと違って愛らしさがある。

 ただマイクの精度に関しては、Google Homeなどと比べると一歩劣る印象で、比較的小さな声で話すと反応してくれないことが多かった。このあたりは改善してほしいところだ。

台座部分に人感センサーとマイクの穴が開いている
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