充電端子はmicroUSBではなくLightning端子にしてほしい

 W1チップの搭載は、電源まわりにもメリットをもたらしている。バッテリー駆動時間が従来の12時間から22時間に延び、充電の手間が格段に減った。特に、急速充電のFast Fuelテクノロジーに対応したことで、わずか10分の充電で3時間の再生が可能になった点は大きく評価できる。

 とはいえ、充電端子が旧来のmicroUSB端子のままなのは不満に感じた。ビーツ製品でも、ネックバンド式のワイヤレスモデル「BeatsXイヤフォン」はLightning端子経由での充電に対応しており、普段iPhoneの充電に使っているLightningケーブルでサッと充電できる。アップル製品との親和性の高さを訴求しているのだから、充電端子もぜひLightning端子にしてほしかった。

充電端子は従来モデルと同様にmicroUSB端子を採用する。上部の丸いボタンは電源ボタンで、2回連続で押すとノイズキャンセリング機能をオンオフできる機能が加わった
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ビーツのワイヤレスヘッドホン「BeatsXイヤフォン」はiPhoneと同じLightning端子を搭載し、Lightningケーブルで充電できるようになっている
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 Bluetoothの規格が従来のClass2からClass1に改良されたことで電波の出力が大きくなり、電子レンジなどの家電製品との干渉が抑えられるようになったのも見逃せない。特定の場所で音楽の再生が途切れやすい…という悩みを持っていた人も、Studio3 Wirelessならばストレスなく楽しめるだろう。

 Bluetoothまわりでは、同時に接続できる機器が1つに限られるのが残念だと感じた。iPhoneで音楽を聴いたあとにiPadで映画を楽しもうと思った場合、iPadで接続し直す必要がある。他社のワイヤレスヘッドホンは同時に2台までのデバイスと接続でき、機器を使い分ける際も面倒な接続の作業をせずに済む。ぜひ、このような仕組みを採用してほしいところだ。