Suicaなどが使えるiPhoneの電子マネー決済「Apple Pay」は、どうすれば得に使えるのだろうか? クレジットカードやポイントに詳しい、ポイント情報サイト「ポイ探」社長の菊地崇仁氏が解説する。

「Apple Pay」を使えば、iPhoneで電子マネーを決済できる

 2016年10月下旬、日本でも、iPhoneやApple WatchでSuicaなどが使用できる非接触電子マネー決済「Apple Pay」がスタートした。3週間ほど実際にApple Payを使ってみて感じた注意点とApple Payで得する方法を紹介する。

PASMOは使えない

 まず、「Apple Pay」というアプリは存在しないことに注意が必要だ。Apple Payを利用するには、iPhone標準の「Walletアプリ」を使う。

 このWalletアプリに、電子マネーの決済手段として登録できるカードはSuicaとクレジットカード、プリペイドカードとなる。

 Apple Payが2016年11月時点で対応している電子マネーは、Suica、iD、QUICPayに限られている。nanacoやWAON、楽天Edyなどの電子マネーは登録できない。また、交通系の電子マネーはSuicaのみで、定期券としてPASMOを使っている場合はApple Payに登録できないので、注意してほしい。なおSuicaでも、Suica一体型のクレジットカード付属のSuicaも登録できない。

 Apple Payに登録可能なクレジットカードは、イオンカード、au WALLETクレジットカード、オリコカード、クレディセゾン、JCB、トヨタファイナンス、dカード、ビューカード、三井住友カード、楽天カードとなる。また、今後は三菱UFJニコス(MUFGカード)も対応予定だ。

 一方、現時点では上記の発行会社以外のカードは登録できない。また、JCB発行であっても、リクルートカードプラスやJAL・JCBカードや法人カードなど対象外のカードもある。登録できない場合はそれぞれのカード会社に問い合わせてほしい。

 なお、Walletアプリに登録可能カード枚数は合計8枚となっている。また、Walletアプリに現時点で登録できるプリペイドカードはソフトバンクカードのみだ。

リアル店舗では、iPhone 7 / 7 PlusやApple Watch Series 2でApple Payを使える
[画像のクリックで拡大表示]
次ページからの内容
●Suicaの使い勝手が「最強」なワケ
●Suicaチャージで得するカードは?
●ポイントを合計3%獲得できることも
●ネット決済での注意点は……
●どのクレジットカードがお得なのか?
●iD、QUICPayを併用すればより得に