完全ワイヤレスイヤホンで優れているのはソニーWF-1000X、それともアップルAirPods? AV評論家の折原一也氏が比較評価した。

 いま注目のAV機器といえば、完全ワイヤレスイヤホン。そこにソニーが、業界初のノイズキャンセル対応モデルである「WF-1000X」(2万4880円)を発売し、競争が激しくなっている。

 完全ワイヤレスイヤホンといえば、16年末に発売されたアップル「AirPods」(1万6800円)が定番だが、iPhoneユーザーがあえてソニーのWF-1000Xを選ぶ選択肢はアリなのだろうか。

 2機種を同時に使い比べて、AirPodsではなくWF-1000Xを選ぶ価値があるかを検証してみよう。

どちらが安心して使える?

 まず、ソニーのWF-1000Xの外見からチェックしていこう。WF-1000Xを箱から取り出しAirPodsと並べてみると、サイズはWF-1000Xのほうが大柄で6.8gと重め。ただし、AirPodsは完全ワイヤレスイヤホンのなかでも超小型かつ軽量なので、WF-1000Xは中程度のサイズともいえる。

10月7日に発売されたソニーのWF-1000X
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ソニーWF-1000X(左)とアップルAirPods(右)
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 WF-1000Xはカナル型(耳栓型)タイプで、耳穴へのフィット感を決めるイヤーピースも素材別に2種類、サイズ含め合計7個が付属する。完全ワイヤレスイヤホンで心配な、耳からの落下を防ぐフィッティングサポーターも装着済み。実際に耳に付けてみると、首を振ってもズレる気配がない。

 AirPodsも装着時に実際に落下することはあまりないが、冬場はコートの襟に当たってズレる心配がある。より安心して使えるモデルはWF-1000Xだろう。

小型で耳にフィットしやすい形状のWF-1000X
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イヤーピースとフィッティングサポーターで固定できる
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