11月3日に発売するアップルの「iPhone X」。性能やデザインを評価した人の多くがiPhone 8/8 Plusを購入せず、“iPhone X待ち”をしていることが分かった
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 調査会社のBCNは、スマホを利用したアンケートを手がけるスマートアンサーと共同で、この秋に登場する新型iPhoneの購入調査を10月に実施。11月3日に販売を開始する最上位モデル「iPhone X」を購入したいと考える消費者が過半数を占め、有機ELの縦長画面など新しい要素が多いiPhone Xへの期待が高まっていることが分かった。iPhone Xは、初回の出荷台数がかなり少なくなるとの報道もあり、発売してからしばらくの間は争奪戦となりそうだ。

男性ほどiPhone Xを好む傾向、50代は7割超が購入意向を示す

 この秋に販売を開始する新型iPhone「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」の3機種のうち、どの機種を購入したいかという問いに対しては、実に58.7%がiPhone Xを購入したいと回答した。性別で見ると、女性が45.4%にとどまったのに対して男性は66.5%と高く、男性ほど購入意向が高いことがうかがえた。

3種類の新型iPhoneのうちどの機種の購入を考えているかの問いに対しては、iPhone Xが全体の58.7%と群を抜いていた(左の円グラフ)。購入の意向は女性よりも男性のほうが高く、20代の若年層よりも50年代の中年層のほうが高かった(右の棒グラフ)(出典:BCN)
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 年代別では、20代の購入希望者が48.3%にとどまるのに対し、50代が70.4%と7割を超えており、基本的に年齢が高くなるほどiPhone Xを好む傾向が強いことも分かった。NTTドコモのiPhone Xの販売価格は、最小容量の64GBモデルでも12万5064円と高く、24カ月の月々サポートを適用したあとの実質負担金も6万8472円となる(auとソフトバンクはiPhone Xの価格をまだ発表していない)。10万円を軽く超える本体価格の高さから、若年層ほど敬遠する傾向が強くなっているとみられる。

 iPhone 8/8 Plusはすでに販売を開始しており、「iPhone 8を買ったけど、やはりiPhone Xが気になる」といったユーザーが数字を押し上げたことも加味する必要があるだろう。だが、それでも“iPhone X待ち”の消費者が予想以上に多いことはうかがえた。

9月22日に販売を開始したiPhone 8/8 Plus
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