レノボが2017年10月6日に国内1000台限定で発売した「ThinkPad Anniversary Edition 25(ThinkPad 25)」。7列キーボードが6年ぶりに復活したことでも話題を集めた。「ThinkPadは常に憧れの的だった」と語るナックル末吉氏が、この復活劇への想いとThinkPadへの深い愛を語る。

 今年で登場から25周年を迎える「ThinkPad」が記念モデルを発表した。その名も「ThinkPad Anniversary Edition 25(ThinkPad 25)」。ThinkPadを「普通のパソコン」と思っている人にとっては、「どこが記念なの?」と思うだろう。だが、筆者のように“ThinkPader”(ThinkPadを使っている人・好きな人の通称)にとっては、注目せざるを得ないモデルだ。特に6年ぶりに復活した7列キーボードは、ThinkPaderにとって待望していた仕様だからだ。

ThinkPad25周年記念モデル「ThinkPad25」。価格は19万3860円(税込み、送料無料)
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7列キーボードへの想いがメーカーに届いた?

 7列キーボードが消滅して以来、筆者はことあるごとにレノボのThinkPad担当者に7列キーボードの復活を訴え続けてきた。そのたびにけげんな表情でドン引きされ、傷心していた筆者。まさかと思うが、その想いがついにメーカーに届いたのか、今回のThinkPad 25で7列キーボードが復活したのだ。

 ThinkPad 25は「ユーザーの熱烈な声が具現化された記念モデル」とうたうだけあって、キーボード以外にもThinkPaderを歓喜させる仕様がふんだんに盛り込まれている。

IBM時代をほうふつさせる三色ロゴ。赤緑青はカラー液晶のRGBを表す
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まるで桃の皮ような手触りの通称「ピーチスキン」処理
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アイソレーションではない旧来のキーボード
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25周年記念モデルたるプリントロゴ
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ThinkPad25の7列キーボード。上段中央の電源ボタン横にある「PrtSc」キーを1列目として、スペースキーがある最下段までが7列
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「Home」や「End」が独立しており、なおかつデスクトップのキーボードと同様の配列
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打鍵感は健在。「あーThinkPadを触っているのだ……」という万感の想いが巡る
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現行のThinkPadに搭載されている6列のアイソレーションキーボードと比較すると違いが分かる
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現行のThinkPadでも「Home」や「End」キーが独立はしているものの横並びだ
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 ただ、ThinkPadにそこまでの思い入れがない人にとってみれば、「何がそんなにうれしいのか」「7列の何が違うのか」と不思議に思う人もいるかもしれない。それには、筆者を含むThinkPaderの想いがある。