iPhone 8/8 Plusの発売から2週間、iPhoneの中古品の価格はどう変わったのだろうか
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 アップルの最新スマホ「iPhone 8/8 Plus」の販売が始まった。背面をガラスパネルにして質感を高めたほか、非接触充電機能の追加やカメラ機能の改良などが図られたのが特徴だ。

 だが、「新品は高価だから」「iPhoneを買い替えたいが、キャリアの契約更新月がまだ先だから」などの理由で、中古品の購入を検討している人も多いだろう。iPhone 8/8 Plusの登場でiPhone 7以前の中古品の価格はどう変わったか、アキバの中古店で取材した。

iPhone 7の値下がりは進まず。実質0円販売の中止も影響

 ヨドバシカメラAKIBAの近くに店舗を構えるじゃんぱら 秋葉原4号店では、iPhone 8/8 Plusの未使用品や中古品が早くも入荷していた。昨年、iPhone 7/7 Plusのジェットブラックモデルはしばらくプレミア価格が付けられていたが、iPhone 8/8 Plusはどのカラーもプレミア価格になることはなく、キャリアの販売価格とほぼ同じ水準の価格を付けていた。NTTドコモ版だと、64GB版のiPhone 8の未使用品が8万4800円前後、256GB版のiPhone 8 Plusの未使用品が11万2800円前後で売られている。

iPhone 8/8 Plusも中古ショップに並び始めている。プレミア価格は付いていないものの、未使用品・中古品ともにあまり安くはない
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 iPhone 8/8 Plusの価格が落ち着いているということで、iPhone 7以前の機種はかなり安くなっているのでは…と思われたが、意外にもそうではなかった。

 同店の宮内和幸氏は「iPhone 7の販売価格は大きく変わっていない。もともとiPhoneの中古品は人気があり、年間を通じて品薄の傾向が強い。新型iPhoneが発売されて旧モデルになったからといって、iPhone 7をすぐ値下げすることはない」と説明する。iPhoneの人気の高さが相場の安定につながっていたのだ。

iPhone 7の中古品はまだ高い。程度が悪いものならば5万円台で入手できるが、6万円台が中心だ
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 大手キャリアが実質0円販売や一括0円販売をやめたことも、中古品の価格が下がらない要因の1つといえる。一部で“官製スマホ不況”と言われるほどスマホ販売自体が低調になったことで、中古市場に流れてくる端末が減り、相場の下落が起きづらくなっているのだ。