2017年9月13日、アップルからiPhoneの新機種「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」が発表された。新CPU「A11 Bionic」を搭載し、iPhone初のワイヤレス充電機能を装備。FeliCaや防水防じん(IP67等級)にも対応するなど、国内ユーザーにとって便利な機能も備えている。

「iPhone 8」(右)と「iPhone 8 Plus」(左)
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 iPhone 8 / 8 Plus / Xは、NTTドコモ、au、ソフトバンクが取り扱いを表明。9月22日からiPhone 8 / 8 Plusを販売している(iPhone Xは10月27日から予約開始の予定)。上記3社のiPhoneはキャリア版だが、Apple Storeでは、通信料金がより安い格安SIMを使えるSIMフリー版を購入できる。

 では、新型iPhoneのキャリア版とSIMフリー版は、どちらを買うと最終的にお得に使えるのだろうか。そこで既に発売されたiPhone 8 / 8 Plusについて、NTTドコモが販売するキャリア版と、格安SIMで使うSIMフリー版とで、どちらがお得になるのか試算を行った。

端末価格はドコモの圧勝

 まずはiPhone 8 / 8 Plusの端末価格(実質負担額)を比較してみよう。以下の表に、NTTドコモのキャリア版(以下、ドコモ版)およびSIMフリー版のiPhone 8 / 8 Plusについて、実質負担額をまとめた。

 なお、比較内容が複雑化することを避けるため、iPhoneの価格には旧機種の下取りや各種キャンペーンによる割引額は考慮していない。

 また、アップルが販売するSIMフリー版のiPhoneは、本体代金を24で割った金額を月額相当額として記載した。

iPhone 8の実質負担額(ドコモ版 vs SIMフリー版)
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iPhone 8 Plusの実質負担額(ドコモ版 vs SIMフリー版)
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 ドコモ版の実質負担額は、新規契約、機種変更、「携帯電話・PHS番号ポータビリティー」(MNP)制度を利用した他社からの乗り換え、いずれの場合でも同額。iPhone 8の64GBモデルが2万9400円、256GBモデルが4万6400円。iPhone 8 Plusの64GBモデルが4万400円、256GBモデルが5万7400円となっている。

 一方、SIMフリー版の価格は、iPhone 8の64GBモデルが7万8800円、256GBモデルが9万5800円。iPhone 8 Plusの64GBモデルが8万9800円、256GBモデルが10万6800円だ。

 比べると、月額料金から毎月一定額を割り引く「月々サポート」が適用されるドコモ版のほうが、すべてのモデルでSIMフリー版よりも4万9400円安い。