東京ゲームショウの広大な会場の中でもひときわ目をひくのが、メーカーブースに展示された巨大オブジェだ。ある意味、巨大オブジェはブースやメーカーの「看板」的位置づけとなるので、制作にも力が入る。
今回は、東京ゲームショウ2017で必見の巨大オブジェを筆者の独断的ジャッジでランキングしてみた。
【第5位:モーグリ/スクウェア・エニックスブース】
ファイナルファンタジーシリーズでお馴染みの「モーグリ」。バルーンはオブジェじゃないという意見もあるが、筆者の好みでランクイン。
【第4位:13番機兵/セガゲームスブース】
アトラス×ヴァニラウェアプロジェクトが開発する『十三機兵防衛圏』に登場する兵器「機兵」。このオブジェは1/16スケールとのことだが、実寸は2メートル超え。恐らく撮影スポットして機能させるために、この縮尺になったと思われるが、筆者的には実物大とまでは言わないまでも、もう少しデカければ上位にランクインしたオブジェだった。
【第3位:タイタン:エピックアクションブース】
ファイナルファンタジーシリーズではおなじみの召喚獣「タイタン」。地の属性を持つ巨人という設定だが、このオブジェは巨大さもさることながら、表情の描写や筋肉の造型が行くところまで行っちゃってるのが素晴らしい。上位2つが秀逸すぎるため、今回は3位に甘んじる結果だがクオリティーは高い。
【第2位:バルガギガンティック・アンローダー バルガ:D3パブリッシャーブース】
12月7日発売予定の『地球防衛軍5』に登場する通称「バルガ」。元々は人型クレーンとして製造されたが、兵器として転用されたという設定。とにかくデカイ。実物は全長47メートルという設定だが、これは5メートルは越えているだろう。お台場には某アニメの主役メカが実物大で絶賛展示中だが、アレに勝るとも劣らない迫力。このバルガが本ランキングの1位でもおかしくなかった。
【第1位:ネルギガンテ:カプコンブース】
栄えある第1位は、既に話題になりまくっている『モンスターハンター:ワールド』のパッケージにもなっているメインモンスターの「ネルギガンテ」。巨大さもさることながら、ハ虫類系の皮膚の質感や、盛り上がった筋肉の造型、同作の世界観を匂わせるカラーリングなどがパーフェクト過ぎる。
今回のオブジェは上半身だけだが、このクオリティーを見せつけられたら、やはり全身の造型が見たいもの。実はこの壁の後ろに残りの分が隠されていませんよね?
【番外編:モンスターエナジー:モンスターエナジーブース】
大手メーカーブースの裏手にひっそりと設営されていたモンエナブース。しかし、遠くからでも視認できる巨大なモンエナ缶がただならぬ存在感。今回は番外編としてご紹介。
(文・写真/ナックル末吉)